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2018年03月15日

平昌パラリンピックへ行ってきました

岸田 ひろ実

こんにちは。講師の岸田ひろ実です。平昌パラリンピックへ行ってきました。

 

写真 開会式の様子

 

平昌と江陵の街、競技会場や公共交通機関などの設備、ボランティアの対応の様子を、ユニバーサルデザインの観点から視察しました。

 

基本的な配慮は工夫されていましたが、突貫工事のためか敷地のアスファルトが波打っていたり、点字ブロックがとても少なかったりと、大変なところも多くありました。

 

一方で車いす利用者の利用に特化したタブレット型の券売機、一部字幕の代わりになるプロジェクションマッピングなど、新たなデジタル技術が投入されていることに気づきました。

 

写真 視察する岸田

 

2020年を迎える東京では、設備や対応における快適性と安全性はもちろんのこと、世界でもまだ見ぬ解決策を提示する機会になると確信しています。

 

翻訳機能付メガホン、車いすの自動走行、視覚障害者の自動誘導など、すでに実証実験の始まっているものが沢山あります。

 

安心を越えた感動を与えるために、ハードとハートにどれだけこだわることができるのか、日本のポテンシャルを改めて考える視察となりました。

 

写真 マスコットキャラクターの前で集合写真