「PRアカデミー」で、ミライロの伝える力(広報)についてお話しました〜8分間に込めた2ヶ月が教えてくれたこと〜

株式会社ミライロ 広報部の岸田奈美です。
創業から携わって8年目、27歳の誕生日を迎えた翌日の、2018年7月26日。

広報担当者のプラットフォーム「PRアカデミー」にて、「ミライロの伝える力)」の講演をさせていただきました。

平日の夜にも関わらず、50名以上の広報担当の皆さまにご参加いただきました。
そして客席の最後列には、弊社代表・垣内を含むミライロスタッフの応援部隊も……(笑)

ミライロにはこれまで、広報が大きく関わった発信がいくつもあります。

東日本大震災が発生した翌日から車いすを被災地に送る活動を始め、そのSNS投稿をたまたま井上雄彦さんや佐野史郎さんに取り上げていただいたこと。

武道館で8,000人の観客投票を経て、垣内のプレゼンテーションが日本一に輝いたこと。

嵐の櫻井翔さんが、「NEWS ZERO」でユニバーサルマナー検定を受講してくださったこと。

今年の1月、「ガイアの夜明け」で一社単独の特集を放映いただいたこと。

どれも、ミライロが大きく成長するにあたって必要不可欠なことでした。そして、私たちだけの力だけでは辿り着けなかったことでした。

90分の講演の中でお話したエピソードに「8分間のプレゼンテーションから学んだこと」があります。

これが、みんなの夢AWARDの垣内のプレゼンテーションです。

たった8分間の中に、ミライロが大切にしてきた伝える力の全てを込めています。

(1)8秒以内の、印象に残るフレーズを作ること

テレビコマーシャルは約15秒。最も人間の印象に残りやすい時間だと言われています。その中でも、言葉やフレーズを覚えるための集中力が保つのは約8秒。「ハードは変えられなくても、ハートは変えられる」「障害を価値に変える、バリアバリュー」という、短くて印象に残るような言葉をとにかく散りばめました。映像の中で、垣内が15秒以上だらだらと話すことはありません。

(2)身振り・手振り・目線の動かし方を全て計算していること

人は、目が合うと「自分に話しかけてくれている」と感じます。8,000人を一人ひとり見渡すように目線を配ることで、聞いている側が飽きさせないように工夫しています。また、抽象的な言葉には適切な身振り手振りをつけることで、イメージしやすくしています。

(3)障害は価値ではあるが、武器にしてはいけない

障害は誰かを傷つけたり、虐げたり、強いるものではありません。価値に、強みに、プラスに変えるものです。「自分には障害があるから、こんなにかわいそうだ」「障害があって不便だから、こうしろ」と、いくら正論であっても、責めるような言い方をすれば誰にも響きません。「あなたにも共通することです」「一緒にこんな社会を実現しましょう」と、共感や応援を得ることが大切です。

このプレゼンテーションにこだわってから、ミライロでは「伝えること」に全力を尽くすようになりました。

講演会では、取材応対時の課題と解決方法についても、経験をもとにお伝えさせていただきました。

今回の講演会の資料を制作するため、ミライロの広報とはどんな存在かを、社内のスタッフに聞くとこんな答えがありました。「最高のパフォーマンスを引き出す演出家」「経営者や社員の考えていることを理解する代弁者」「一流の営業マン」の3つです。

まだその全ての役割を最大限にできているかと言われれば、道半ばですが、これからも小さな思いを大きなうねりへと変えていくために、切磋琢磨していきたいと思います。

ご来場くださった皆さま、ありがとうございました。

岸田 奈美Nami Kishida

株式会社ミライロ 広報部長

12歳の時にベンチャー企業を経営する憧れの父親が心筋梗塞による突然死し、17歳の時に母親(岸田ひろ実)が過労による大動脈解離に罹り緊急手術。後遺症で下半身麻痺・車いす利用者となった母が生きやすい社会へと変えることを目標とし、株式会社ミライロに創業メンバーとして加わった。現在は広報部長を務め、数多くのメディアで経営理念である「バリアバリュー(障害を価値に変える)」を広めることに成功。