海外から初のインターンを迎え入れました! ~南アフリカ・Zukiさんインタビュー(後編)~

ミライロでは、3週間にわたり、南アフリカからのインターンZukiさんを迎え入れました。
Zukiさんは、アフリカの産業人材と日本企業の相互理解と連携の促進を目的とした日本政府の奨学金プログラム(アフリカの若者のための産業人材育成イニシアティブ)で来日しており、昨年8月から東洋大学にて、障害者の経済エンパワメントについて研究中です。

Zukiさんのインタビューを前編・後編の2回に分けてお届けします。後編では、Zukiさんがミライロで学んだこと、Zukiさんの将来の夢を紹介します。
※前編の記事はこちらからご覧ください。Zukiさんのバックグラウンドや、インターンシップを通して得たいことを紹介しました。

ミライロでのインターンはどうでしたか?

短い間でしたが、私の会社「Kezzy」と事業モデルが似ている、ミライロでインターンができたことは、大変貴重な経験となりました。
インターンを終えて、心に残ったキーワードがあります。それは、「プロフェッショナリズム」です。
ユニバーサルマナー検定に参加した時、内容はもちろん、運営を含めたサービスの質の高さに感動しました。受付から送り出しまで、素晴らしいホスピタリティでした。小さな企業でも、このようなプロフェッショナル集団が作れるのかと、刺激を受けました。

南アフリカでは、国際協力機構(JICA)の支援により障害平等研修(Disability Equality Training: DET)が実施されています。私はDETのファシリテーターを務めていることもあり、DETとユニバーサルマナー検定のメッセージの伝え方の違いを知れたことも良かったです。
ユニバーサルマナー検定では、障害のある当事者講師が、自らの経験をもとに、「障害とは何か」「本当に求められている配慮とは何か」を語りかけていました。DETでも、障害のある当事者がファシリテーターとなり、参加者の学びを支援しています。障害や差別という問題が「なぜ」起こるのか、その原因と構造を理解し、自らが社会や環境を変革していくための行動をつくり出すことを目的としています。

また、東京大学の博士課程で勉強している、アメリカ出身の車いす使用者の学生との面談に同席しました。パートナーとしてポテンシャルのある人たちから、ミライロが期待されていることを感じることができました。

今後はぜひ、「事業の長期的なモニタリングと評価」をする事業も展開してほしいです。
ESG投資と言って、「環境・社会・ガバナンス」に力を入れる企業への投資も増えてきています。
サービスを通じ、誰にどのようなインパクトがもたらされているのかを丁寧に整理し、発信していくことが、多くの企業を巻き込み、社会課題に貢献する一つのツールになると思うからです。

未来の連携の可能性と多くのことを学べた、実り多い3週間でした。

 

ミライロでのインターン経験を、今後どのように活かしていきたいですか?

近い将来、ミライロと協働できることを強く願っています。
社長や副社長とも情報交換をさせていただき、ミライロのポテンシャルの大きさを感じました。
私たちは、営利企業であり、事業を通じた社会問題の解決を目的としています。
目指しているビジョンや事業モデルが似ている同士だからこそ、互いの強みを活かし、社会に良いインパクトを与えていけたらと考えています。

 

編集後記

明るく元気で、誰に対してもオープンマインドなZukiさんは、インターン当日から、ミライロのメンバーと馴染んでいました。限られた期間で少しでも多くのことを習得しようと、積極的に質問し、メモを取っていた姿が印象的です。

予期せぬことから車いす生活になり、それまで自由に歩いていた場所に行けないこと、社会が障害のある人を全く気にかけていないことに気づいたZukiさん。

「障害者が利用できる施設であることを示すマークが必要ない、インクルーシブな社会の実現」という理想を掲げるだけでなく、それに向けてのプロセスを明確に設定し、自分に何が必要かを考え歩み続ける彼女の姿勢に刺激をもらいました。

将来、ビジネスパートナーとして一緒に働けることを願いながら、私たちも着実に歩みを進めていきます。