バリアフリー地図アプリ「Bmaps」が国際的な舞台で表彰されます ~ウィーンで開催されるゼロプロジェクト会議に日本企業として初めてミライロが登壇~

株式会社ミライロ(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:垣内俊哉)と特定非営利法人CANPANセンター(東京都港区、代表理事:山田泰久)は、バリアフリー地図アプリ「Bmaps」(読み方:ビーマップ)の開発と運営を通じ、障害者やベビーカー利用者など多様な人にとって便利なアクセシビリティに関する情報の収集と共有を進めています。このたび、オーストリアのエッスル財団が主催するゼロプロジェクト会議において、Bmapsが革新的事例部門で表彰されることになりました。日本の民間企業として初めての受賞です。

ゼロプロジェクトの概要

ゼロプロジェクトは、バリアのない世界を目指し、障害者権利条約に基づいた活動を推進する取り組みで、2010年にエッスル財団により開始されました。毎年テーマを選び、障害に関する課題を解決するための事例や政策を公募し、有識者による審査を経て、特に優れていると認められたものを表彰します。表彰式は2018年2月21日から23日にウィーンで開催されるゼロプロジェクト会議の一環として開催されます。

 

受賞の経緯

今回のテーマはアクセシビリティです。2016年4月にリリースされたBmapsは、飲食店などのアクセシビリティに関する情報を、誰もが協力して投稿できる仕組みのアプリであり、5,000人以上のユーザーがいます。ユーザーが施設のバリアフリー情報を投稿することができ、70,000箇所以上の掲載がされています。写真やコメントを添えることができるほか、投稿数を競うランキング機能があり、楽しみながら情報を収集できる工夫がされています。企業のCSR活動や学校の教育で活用されるなど、多くのパートナーと連携した活動が進んでいます。

このような実績と今後の展開に向けた可能性が評価され、105ヶ国から寄せられた372件の中から厳選された83件(革新的事例部門68件、革新的政策部門15件)の1つとして表彰されることとなりました。ゼロプロジェクト会議では垣内が登壇し、世界中から集まる約500人の参加者にBmapsを紹介します。

今後の展望

Bmapsは、世界の誰もが安心して移動、外出することができる社会づくりを目指し、日本財団の支援を受けて開発されました。今後も、株式会社ミライロと特定非営利法人CANPANセンターは、Bmapsがより多くの方の不安を軽減し、外出を後押しするよう、機能の拡充や使いやすさの改善に取り組みます。

Bmapsホームページ
http://web.bmaps.world/

Bmaps アプリダウンロードページ
iOS版:https://itunes.apple.com/jp/app/bmaps/id1088807625
Android版:https://play.google.com/store/apps/details?id=world.bmaps.app&hl=ja