いつもお世話になっております。
このたび「東北地方太平洋沖地震」により、
被災されたみなさまには心よりお見舞い申し上げます。
被災された障害のある方々への支援方法をまとめております。
随時更新をしております。
→英訳版(3/15更新分)はhttp://www.mirairo.co.jp/wordpress/archives/222
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障害のある人の中には「周りの人に迷惑がかかるのでは?」と思って
避難などをためらう方もいらっしゃいます。
もしそういう方を見かけた場合は、
ためらわずに手助けをしてあげるようにしてください。
ただし、押しつけにならないように注意も必要です。
「何か困っていませんか?」この一言をかけてあげて下さい。
■車椅子使用者など、自力で移動が難しい方々のために
・移動方法
車椅子のタイプや障害のレベルにより適さない運び方もあるので
必ず本人に確認を取って下さい。
<段差の上げ方>

1.足下のステッピングバーを踏んで前輪を上げる。※必ず声をかける
2.前輪を段差の上に乗せる。
3.後輪を段差に押し付けるようにして上げる。
<階段や段差など車椅子ごと抱えて運ぶ方法>

・安全のためにも必ず3人以上で行って下さい。
・車椅子のブレーキをかけ、なるべく水平に保ちながら、
上りの時は前向きに、下りの時は後ろ向きに降ろします。
・1人が右、1人が左、最後の1人が後ろから抱えます。
・トイレの介助
本人から声をかけづらい場合もあります。
周囲の方や同性の方から「困っていませんか?」と声をかけてあげてください。
洋式トイレや多目的トイレしか利用できない方もいらっしゃいますので
譲り合いの心を持ちましょう。
<洋式トイレに移る場合>
お体を持ち上げる方法なので、未経験者の方や女性の方など絶対に無理をしないでください。
未経験者の方は2人で上半身と下半身を抱える方法がより安全です。
未経験者の方は必ず2人以上(1人はサポート)で行って下さい。
必ず安定した状態で落ち着いて介助して下さい。
↓

・足を麻痺されている場合、介助者は両足で挟むように固定してゆっくり介助者側に引きます。
・複数人いる場合は上半身担当と下半身担当にわかれて抱え上げることができます。
・褥瘡(床ずれ)の防止
寝たきり状態などで長時間、体の一部分の血行が圧迫されることにより
ただれが起こったり皮膚や内部組織が腐った状態になってしまいます。
一旦床ずれが発生すると容易に悪化していき手術が必要になることもあります。
必ず周りの人が手助けをして体位変換を行ってください。
<体位変換のやり方>
:一定時間(約2時間)ごとに体の向きを変える。
:皮膚を清潔に保つ。
:体の浮いた部分や体が重なる部分にクッションやタオルなどを挟む。

■聴覚障害のある方々のために
・情報提供手段
唇の動きだけでは正確に伝わらない場合があります。以下の方法をとってください。

:筆談
:携帯のメモ、メール画面に打ち込む
:携帯のワンセグTVの字幕機能を使う
:避難経路などの説明は絵や文字を紙に描く
※聴覚障害のある人全てが手話を使えるわけではありません
・ライトの確保
聴覚障害者は暗闇の中では手話、筆談ができません。
必ず手の届くところにライトの確保をしてください。
■視覚障害のある方々のために
・移動方法

:「お手伝いしましょうか?」などまずは声をかけ、肩に軽く触れる
:視覚障害者の少し前に自然にたち、どうぞと一声かけ、視覚障害者の手を肩や肘等にかけてもらいガイドする
:視覚障害者の横か半歩先をゆっくりと歩く
:方向を示す時は、時計の針の位置で伝える
:狭い所や人ごみでは「私の後ろを歩いてもらいます」と声をかけて一列で歩く
:段差、上り坂、下り坂がある場合は声をかける
・情報提供手段

・ラジオが非常に有効な情報収拾手段となります
・炊き出しの場所などライフラインに関わる情報が掲示板などに貼り出された場合、読んで声に出して伝えてください
■自閉症や発達障害のある方々のために
中には非常時の環境に体調を崩したりパニックを起こしてしまう方もいます。
皆が落ち着いて行動できるように、周囲が気を配ることが大切です。
・支援をされている方やご家族の方に「何か困っていませんか?」と声をかけてあげてください。
・これからの行動やスケジュールを目で見てわかるよう絵や文字を使ってゆっくり説明してください。
・話し方については、わかりやすく簡単なことばを使ってください。話は短く切って、一問一答のように確認しながら話してください。
■失語症のある方々のために
失語症のある方々は、個人によって程度の差はありますが聞いて理解すること、話すこと、読むこと、書くことが困難な場合があります。
失語症の方の会話を支援するために、様々なグッズを利用することも有効です。声を出して意思表示するのが難しい方の場合は、絵や文字を指差してもらうことでコミュニケーションがとりやすくなります。地図、写真、辞書、その他必要な情報を予めノートにまとめておくとよいでしょう。
4/20、NPO法人和音様からご協力いただき、「言語障害(失語症など)者とのコミュニケーションを円滑にするために」という会話のためのTIPSと、「会話支援シート(PDF)」が掲載されたページをリンクさせていただけることになりました。
→こちらからご覧ください。http://npowaon.jp/comsien.aspx
<会話をする時>
:とにかくはっきり、ゆっきり、短い文節で
:筆談の場合はひらがなではなく漢字単語、縦書きが読みやすい
:あいうえおの50文字盤は使えません
:幼児に話しかけるようにするなど、プライドを傷つけてしまうような話し方は控える
<質問をする時>
:イエスかノーかをゆっくり待つ
:答えを単語レベルで書いて選んでもらうことも役立つ
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※追加の情報等がありましたら、お手数ですが「info@mirairo.co.jp」までご連絡下さい。
※使用している画像は、関西の大学生の皆さんの手によって描かれました。ご協力本当にありがとうございます。
今後、弊社にできることを考え実行し、少しでもお役にお立てれば幸いです。
株式会社ミライロ一同
この投稿は 2011年3月12日 土曜日 22:06 に ミライロ カテゴリーに公開されました。 この投稿へのコメントは RSS 2.0 フィードで購読することができます。 このページの一番下でコメントを残すことができます。トラックバック / ピンバックは現在受け付けていません。






大変ありがたい情報です。ツイッターでもリツイートさせていただきました。当方、車椅子利用者です。
ひとつリクエストをお願いします。被災地でのトイレの利用、方法についてのアドバイスも加えていただければ、より有用な情報になります。
よろしくお願いいたします。
>>ヒロクマ様
リツイート、心から感謝いたします。
リクエストの情報の件、早急に対応させていただきます。
どういう情報が必要かなどのリクエストは
より有用な情報を発信する上で本当に助かります!!
本当にありがとうございます。
岸田奈美
素敵な情報に 感謝です!
僕も 地震発生後から
情報を集め 整理し 拡散してます。
人探しから、応急処置から
情報そろえてるんで 活用してください!
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1687118021&owner_id=8204133
この素敵な情報、
英語翻訳も 欲しいので 現在英語できる人を
集めて 動いてるんで これらの情報を
英語で翻訳したら 送るんで UPして頂いても
よろしいですか?
あと 耳の不自由の人用に!
英語翻訳もした情報です!
現在、総合テレビで放送しているニュースは、字幕放送を行っております。対応機器をお持ちの方は字幕ボタンをオンにして頂くことで、字幕放送をご覧いただけます。また、教育テレビではから「手話ニュース」を放送します。
Right now, the news that be broadcasted on general TV has had subtitles.
If the machine which can accomodate is equiped in your place, you could watch its after it was on the switch for subtitles.
In addition, it will be broadcasted “News by sign language” on educational TV at 14:55pm、16:55pm、19:55pm almost every days.
>>夏井様
貴重な情報をありがとうございます。
早急に掲載させていただきます。
英語翻訳については、ぜひこちらからもお願いさせていただきたいです。
被災者の皆様の手助けになれるよう私どもも全力で
情報収集と発信を行っていきますので、頑張りましょう。
info@mirairo.co.jpまで連絡いただけましたら
返答させていただきます!
岸田奈美
垣内さんに感謝。
絶対有効です・
僕の書きたくても掛けなかったことで、すばらしい。
情報、ありがとうございます。
早速ツイッターでRTさせていただきますのでよろしくお願いし案す。
岸田 奈美
情報、ありがとうございます。当地、函館市では負傷者はいませんが、普段にも使えますので、活用させていただきます。
後、私は精神病なので、そっちのほうもフォローしていただけるとうれしいです(といっても、薬飲めばだいたい落ち着きますが)気になるのは、周囲の皆さんが、慌てて何かし始めると、その不安感とかは大きいので、その辺を気をつけるようにしていただければうれしいです。
情報ありがとうございます!!
現在、私どもは軽度の知的障害の画家と一緒に活動していますが、
都内の地震だけで、パニックになってしまっており、
被災地の人達はどんなに大変なんだろう・・・と想い、
どうしたらいいのか悩んでいました。
この様な情報があって助かる人は多くいると思います!!
新潟地震でも、過去の地震でもほとんど情報がなかった障害者の世界。
どんどん情報を出していく必要がありますね!!
ありがとうございます。
岸田 奈美
>>神崎様
あたたかい応援のお言葉に心からお礼申し上げます。
吸引機についての情報もいただき、ありがとうございます。
今後のミライロとしての支援計画などが正式に決定次第、こちらから連絡させていただきますね。
今後ともよろしくお願いいたします。
岸田 奈美
>>青木様
RTしていただきありがとうございます。
twitterでの拡散は情報を広める手段として有効なのでとても助かります!
岸田 奈美
>>下山様
少しでも皆様のお役に立てるようであれば光栄です。
緊急用として常備しておけるようなより有用な情報のまとめが一刻も早く必要ですね。
発達障害や自閉症や精神病のある方々だけに限らず
周囲の環境の変化に特にデリケートな方が多くいらっしゃいますので、
避難所での配慮や周囲の思いやりが何よりも重視されると思われますので
より一層重要な対応として発信していきたいと思います。
岸田 奈美
>>篠ケ瀬様
あたたかい応援のお言葉に心からお礼申し上げます。
おっしゃる通り、今回でも障害者のための避難支援情報などは
ほとんど報道されておりません。
少しでも皆様のお役に立てるよう、総力を上げて情報発信に
務めてまいりますのでどうぞよろしくお願いいたします。
岸田 奈美
しっかりまとめた資料、ありがとうございます。
先ほど、Twitte経由で発見しました。@bibisan です。
後ほど、フォローお願いいたします。
さて、視覚障害者部分の
「視覚障害者に誘導者の肘の上を握ってもらう」
ここですが、その方の好みや、伸長の差によって肩だったり、肘だったりしますので、以下の表現が適切かと思います。(日頃視覚障害者と接してるものとして感じましたので一言)
「視覚障害者の少し前に自然にたち、どうぞと一声かけ、視覚障害者の手を肩や肘等にかけてもらい誘導を助ける(ガイドをする)」
程度が良いかと思います。
私は健常者であった頃、社会福祉士として色々な障害者や高齢者の方々のケアーマネージャーや福祉事務所に勤務しつつ、命の電話の相談員や障害者施設の非常勤指導員をしてました。被災者ではないのですが、今、私は頸椎神経根損傷と頸椎ヘルニアとガンの手術で後遺症で内面性斜視になっています。大きな地震があった時、機敏に動けないので逃げようとした時、足がもつれて倒れ脳しんとうと口の中切って、足と肘を捻挫してしまいました。頸椎が34567と損傷しているので、健常者のように機敏に対応できず、被災地に居なくても余震でやはり機敏に動けないことが、わかりました。自分が実際に不自由な身体になって、机上の上で理解していたつもりでしたが、自分が本当にその身になって、当然被災者の方々や障害を持った方々がどれだけ不安と機敏に動けないかわかりました。
>>ハーモニー・アイBABA様
あたたかい応援のお言葉に心から感謝申し上げます。
twitterにて返信させていただきました岸田奈美と申します。
貴重なご意見をありがとうございます。
そのように修正させていただきました!
こういった実体験であったり身近な方からアドバイスをいただけるのは
本当に助かります。
より有用なまとめになりますよう尽力して参りますのでよろしくお願いします。
>>岡田様
お怪我の方は大丈夫でしょうか。
無事に避難できた後も現地には避難所の中で身動きがとれない肢体不自由の方々や
車椅子が無くて移動が難しいお年寄りの方々がいらっしゃると聞いております。
実際に体験された岡田様のお話を聞いてより一層、不安を緩和するような
手段を考えていく必要があると痛感いたしました。
少しでも被災者の方々の助けになるよう社員一同尽力いたします。
私も頚椎損傷の車椅子生活者で 被災された障害者の方々の状況を是非知りたく何かニュースソースがあれば知りたいのですが。
>>佐藤様
初めまして。
広報を担当しております岸田奈美と申します。
お返事が遅くなってしまい申し訳ありませんでした。
ニュースソースをとのことですが、現時点で
http://www.arsvi.com/d/d10.htm
こちらのサイトで随時ピックアップ&更新されているようです。
よろしくお願いいたします。
静岡県富士市の障害者自立生活センターで働いていて
自分も車椅子を使用している星野と言います。
障害によって介助の仕方など様々で
気をつける部分も多く今回の記事
非常に参考になりました。
富士市で行なわれる会場型の防災訓練の中で
障害者の防災で時間を設けてもらっていて
その時にこちらのブログの内容を一部お借りしたいと
思っています。
災害時などは特に障害者への理解が必要となっていくので
その説明にブログの一部使わせていただく旨を
ご了承いただければ幸いです。
公立の特別支援学校勤務(事務職)です。
わが県の特別支援学校は、障害種別となっています。
大規模災害発生時に特別支援学校は「福祉避難所」に準じた役割が発生すると思います。
この準備のため、専門の障害種以外の障害のある方への支援方法についてわかりやすいものはないかといろいろと資料をあさっていたのですが、「災害時の障害者に対する支援方法まとめ」非常に参考になりました。
今後、避難所開設に向けたマニュアルを作成する予定ですが、その折には、こちらのブログの内容を一部お借りすることをお許しください。
よろしくお願いいたします。