お知らせ | ミライロ

京阪電気鉄道株式会社、駅係員・乗務員対象 に「ユニバーサルマナー検定(鉄道)」を導入

作成者: ミライロ|2025.04.23(水)

株式会社ミライロ(本社:大阪市淀川区、代表取締役:垣内俊哉)は、京阪電気鉄道株式会社(本社:大阪府枚方市、社長:平川良浩)に向けて「ユニバーサルマナー検定(鉄道)」を提供しており、同社では2023年9月より本検定を導入しています。2025年3月末時点で、駅係員・乗務員のうち95%以上の社員が受講を完了しました。

ユニバーサルマナー検定(鉄道)



本検定は、2023年に西武鉄道株式会社とミライロが共同開発した、鉄道事業者向けの特化型カリキュラムです。日々の鉄道利用シーンを想定し、障害のある方や高齢者のお困りごとに対する具体的なサポート方法を学ぶことができます。 

鉄道事業者向けの「ユニバーサルマナー検定」詳細

ユニバーサルマナー検定(鉄道)のカリキュラム

本検定は、基礎編と応用編の2部構成で実施され、座学と実技を通じて鉄道事業者としてのユニバーサルマナーをお伝えしています。

◆基礎編講義(120分)
ユニバーサルマナーの基本概念を学び、障害のある方や高齢者が鉄道を利用する際の課題を理解します。



 

◆応用編講義(70分)
鉄道の現場に即した具体的な対応方法を学び、実際のケーススタディを通じて理解を深めます。



 
◆応用編実技(50分 × 3種類)
 実践的な研修として、以下の3つの実技を50分ずつ行います。
・視覚障害者実技研修(誘導方法・声かけのポイントなど)
・高齢者実技研修(身体の変化を体感しながらサポート方法を学ぶ)
・車いす実技研修(段差のサポート・適切なアナウンスなど)


◆試験
 講義・実技で学んだ内容をもとに、試験を実施します。

 

担当者からのメッセージ 

ユニバーサルマナー検定を通じて係員のスキルアップを図ることができました。今後も新入社員を対象に受講することを予定しております。これにより、すべてのお客さまに安心してご利用いただける鉄道サービスの提供を目指してまいります。


2024年4月の障害者差別解消法の改正から1年が経過し、鉄道事業者に求められる役割もますます重要になっています。ミライロは今後も、ユニバーサルマナーの普及を通じて、誰もが安心して鉄道を利用できる社会の実現を目指してまいります。