三菱UFJニコス株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:角田 典彦、以下「三菱UFJニコス」)からのご依頼受け、社員を対象に対面にて手話講座を行う運びとなりました。株式会社ミライロ(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:垣内 俊哉、以下「ミライロ」)は、ミライロ・コネクト事業の一貫として、ろう者の講師と聴者の講師を派遣し、手話講座(以下「本講座」)を開催しました。本講座を通して、耳が聞こえない方と聴者を繋ぐ架け橋となる方を増やし、さまざまな場面において手話でコミュニケーションがとれる社会を目指します。
事前に担当者と本講座で学習したい内容、手話単語などをヒアリングした上で、ご希望に合わせたカリキュラムの考案および講師を選定し、今回はろう者の講師1名とCODA(コーダ:聴覚障害者の親を持つ人のこと)の講師1名の2名体制で担当しました。
本講座では、聴覚障害者とのコミュニケーション方法から始まり、『自己紹介』『数字』等、さまざまなワークを通して、実際に手を動かして体験する時間を多く設けました。
約30名の社員の皆さまが参加し、「この単語は、どう表現するの?」といった積極的な質問が多く寄せられ、終始和気あいあいとした楽しい雰囲気で講座が進みました。
テキストのみを用いて勉強するのではなく実践するスタイルが中心で、講師2人の掛け合いも楽しく、ゲーム感覚で知らぬ間に基本的な手話を覚えることができました。ありがとうございました。また、普段は業務で関わりがない部署の方とも話ができ、有意義なプログラムだったと思います。
とても分かりやすく丁寧に、色々な質問に対しても答えていただけました。双方向での講座となっており、手話を学ぶことに対してより興味が沸くように教えていただけたと思います。グループでロールプレイング的な練習も、社員同士のコミュニケーションアップに繋がり非常に楽しく受講することが出来ました。また参加したいです。
手話の知識がほとんどなくて不安でしたが、鈴木先生がおっしゃるとおり、手だけでなく表情が重要であることがよくわかり、どんどん楽しくなりました。最後に、乗り物の手話が時間切れでできなかったので、もっと知りたかったです。
参加する前は動画等で勉強していましたが、指の形がわかりにくく断念していました。今回、対面で学べるとのことで参加を決意!やはり指の使い方がよくわかり、また表現方法が「なるほどね~」と思うこともたくさんあり、楽しく学ぶことができました。鈴木先生の講座、機会があったらまたぜひ参加したいです!
受講前は事前に自分達で自習した内容を確認しながら、知識を深める学習の延長としての位置づけでした。ですが、実際に受講し 表現の多様さと顔の表情や動作等、全身を使って表現することの大切さに驚きました。
また講師2名のお人柄や普段の生活に沿った内容のおかげで、笑いの絶えない楽しい講座でした。
名前:鈴木義雅
今回、普段の生活や職場でろう者と接する機会が少ないと聞いていたので、手話を学ぶだけではなく、ろう者の生活や背景についてもゲーム形式を多く取り入れる形で学習を進めました。また、手話は地域や年齢により、表現方法が異なることもお伝えし、受講者の皆さまには驚きと新しい発見をしていただけたようです。
手話は視覚的な言語であり、生きた言葉ですので、今後も継続して学習できるようお手伝いできればと思います。
名前:福島直人
最初の面談時にご担当者から、ダイバーシティの意識を醸成することと、2025年のデフリンピックにむけて社内で手話講座を開講したいというご相談がありました。
本講座では参加者の皆さまが熱心にご受講くださり、終始賑やかな雰囲気の中、講座を進めることができ、講師も楽しく講座を進めることができました。
今回の講座を機に、日常生活の中で聴覚障害者と会った際に、「ありがとう」など簡単な会話ができるようになれば嬉しく思います。
今回の取り組みのように、オンラインではなく現地での手話講座のご相談をいただく機会が増えています。その背景には、2025年に開催されるデフリンピックの影響もあり、各企業や団体から手話の学習をしたいというご要望が強くなっているように感じます。本講座は、手話を覚えるだけでなく、手話をきっかけに障害者への向き合い方やダイバーシティを考えてもらう良い機会となりました。ミライロ・コネクトでは引き続き、さまざまな場面において手話でコミュニケーションがとれる社会を目指します。手話講座をご希望の方はどうぞお気軽にご相談ください。
ミライロ・コネクト事業
メール:connect@mirairo.co.jp