アフラック生命保険株式会社と提携し、「アフラック手話通訳サービス」を開始 ~手話による説明動画も作成し、耳や言葉の不自由なお客様に寄り添う~

障害のある当事者の視点を活かし、ユニバーサルデザインのコンサルティングをおこなう株式会社ミライロ(大阪府大阪市/代表取締役社長:垣内俊哉)は、アフラック生命保険株式会社(東京都新宿区/代表取締役社長:古出眞敏)と提携し、耳の不自由なお客様とのコミュニケーションの充実のため、2019年10月1日より「アフラック手話通訳サービス」を開始いたします。また、同サービスのリリースと同時にHPに掲載される、「手話と文字による説明動画」の作成もいたしました。

 

アフラック手話通訳サービス

耳や言葉の不自由なお客様からのお問い合わせを、弊社に常駐する専門の手話通訳オペレーターがサポートするサービスです。お客様には、スマートフォン等からビデオ通話(Skype、FaceTime)を利用し、手話通訳オペレーターにご連絡いただきます。手話通訳オペレーターは、給付金・保険金等の請求手続き、契約内容のご確認、各種お手続きなどの内容をアフラック手話コールセンターに音声通訳します。これにより、3者間でリアルタイムなコミュニケーションが可能となります。

本サービスにより、耳の聞こえない・聞こえづらいお客様や話すことが困難なお客様に、プライバシーに配慮したスムーズな対応を提供します。

■ご利用イメージ

 

ご利用イメージ

■サービス概要

【名称】アフラック手話通訳サービス
【開始日】2019年10月1日(火)
【対象業務】給付金・保険金等の請求手続き、 各種手続きのお問い合わせ、契約内容の確認等
【アフラックのHP】https://www.aflac.co.jp/home_support_sign_language.html

 

手話と文字による説明動画

■実際の動画

アフラックのHPに掲載されている「アフラック手話通訳サービス」の概要を手話で説明した動画です。

 

 ■動画作成の背景

耳の不自由な方の中には、主に手話を使ってコミュニケーションをとる方がおり、中には日本語を覚えるより前に、手話を覚えたという方もいます。そうした方々は、日本語で書かれた文章だけでは意味を理解しきれず、せっかくあるサービスが利用できないことが多くありました。また、日本語を覚えた後に手話を覚えた方にとっても、視覚的に表現される手話という言語はとても分かりやすく、話の内容が頭の中にスムーズに入ってくることから、今回「手話と文字による説明動画」をご提案しました。

聞こえない・聞こえづらい方にとって自然な言語である「手話」で使い方などを丁寧に説明することで、サービスをより深く理解していただき、ご利用いただく際の不安を解消することを目的としています。

 

動画作成を提案した手話通訳士のコメント

私の両親は耳が聞こえません。また、前職では多くの聞こえない方々と一緒に仕事をしてきましたが、HPや資料に書かれてある文章の意味がわからず、手話で通訳をしたことが何度もありました。文章がわからなくても、それを手話で表すと「そういう意味だったのか!」と納得するのです。特に、手話が第一言語である方々にとっては日本語の文章は理解しづらいため、「手話と文字による説明動画」の作成をご提案しました。「アフラック手話通訳サービス」が、動画の発信によって、さらに利用しやすいサービスとなることを願っています。(福島直人)

 

本プレスリリースに関するお問合せ

株式会社ミライロ 広報部 神保
【TEL】06-6195-7853
【FAX】06-6195-7854
【Mail】press@mirairo.co.jp