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バリアバリューな人 紹介

interview

コネクトチームのリーダーとして、メンバーの夢も叶えていきたい。

(写真)社員 (写真)社員
手話通訳士。
聴覚障害者の親を持つCODA(コーダ※ChildrenofDeafAdults)。
コネクトチームのチームリーダー。
ビジネスソリューション部
コネクトチーム
チームリーダー
2018年入社

ミライロの魅力

strengths

  • #成長できる環境
  • #情報保障(手話通訳、文字通訳)
  • #社員が働きやすい環境が整っている
  • #手話通訳の仕事で経済的自立ができる

現在の仕事内容

聴覚障害者を対象とした情報保障のコンサルティング業務をしています。

コネクトチームは、聴覚障害者を対象とした情報保障(音声を手話や文字に変えて情報を提供すること)のコンサルティング業務を行っています。大きく分けると、➀手話などの監修業務、➁手話や文字による通訳者派遣業務、➂手話学習者の養成事業となります。私自身の業務としては、主に監修業務などのコンサルティング業務や養成事業を担当することが多いです。また、手話通訳士の資格を取得するための試験対策講座の講師も担当しています。ご相談をいただいた各クライアントと連携し、相談を重ねながら0から1を作り出し、新しいことにチャレンジできるような業務に非常にやりがいを感じます。チームを率いるリーダーとして管理職業務、コネクトチーム全体の運営やコスト管理、社内育成など多岐にわたる業務も行っています。事業が拡大するにつれ、年々信頼できるチームメンバーが増えていると感じています。

(写真)社員

大切にしていること

聴覚障害者が、本当に必要としているものをサービス化する。

大きく3つあります。「聴覚障害者が求めていることをサービス化すること」「関係機関との連携や事業展開におけるポジショニングを意識すること」「聴覚障害者が自由に選択できるような環境を創ること」です。聴覚障害の領域は、ろうあ運動の歴史や聴覚障害ならではの文化や背景の関係から、どのように事業を進めるのがよいか非常に意識をしております。事業の大前提として、「聴覚障害者の方が、本当に必要としているものをサービス化する」というのがコネクトチームのポリシーです。関連機関、他団体、各自治体の業務で担うべき業務か、そうではない業務なのかうまく棲み分けることを強く意識し、民間だからこそできる部分を補うように心がけています。あとは、私自身としては、聴者と聴覚障害者の中間というCODAの私の立場だからこそできること、中立を意識することを常に意識しています。

(写真)社員

入社きっかけ・経緯

ある日、ミライロの記事が目に留まりました。

前職は、情報提供施設で働いており、手話通訳派遣業務や養成事業に携わっておりました。ある日、ミライロの記事が目に留まりました。生命保険会社と連携した「手話リレーサービス」をスタートしたという記事でした。内容を見て、「ミライロ?何この会社?」と思ったのがきっかけでした。当時、先進的な取り組みをしている会社だと感じ、本社が大阪にあったこともあり、大いに関心を持ちました。また、企業分析や選考が進むにつれ、民間の立場だからこそ聴覚障害者が暮らしやすい社会を創れる道もあるのではないかと考えるようになりました。ミライロに入社したら、この業界に新しい風を吹かせることができるのかもしれないと思いました。

私が思うミライロの魅力

手話通訳の仕事で経済的自立ができる

事業面では、「民間だからできるスピード感と良い意味での自由さ」を感じます。大きく感じたのは、コロナウィルスが流行った際に、オンライン会議システムを使った手話通訳サービスをいち早くスタートさせたことです。また、手話通訳という職業をいち専門家として、会社から評価してもらえる環境にあるのが極めて魅力的なポイントです。私自身としては、事業のビジョンに沿って、ビジネス化できるという点を満たせば様々なチャレンジをできる環境にあることがとてもありがたいですし、その分だけ会社から期待されていることの責任も感じています。コネクトチームは、ミライロの事業の中での後発の事業でもあるのですが、売上の成長率が高いのです。そのため、実績とともに任せてもらえることが増えていると感じます。そして、コネクトチームの魅力として、「手話通訳の仕事で経済的自立ができる」ことがあります。手話は、まだまだ福祉領域の考え方が社会的に強く、それだけで生活する収入を得るのが厳しいと感じます。同業の方が、もっと安心して仕事に専念できる基盤を作っていきたいと思います。

(写真)社員

今後の夢、目標

リーダーとしてメンバーの想いを実現したい

大きな夢は、聴覚障害者が暮らしやすい社会を創っていくこと、そして、手話に携わる人が経済的に自立できるようになることです。ミライロに入社してから、順番に自分が叶えたいことを実現することができつつあります。聴覚障害の方からの認知度は、まだまだ高くないですが、もっと知ってもらい、事業を応援していただけるように進めていきたいと感じます。今後は、コネクトチームのチームのリーダーとして、メンバーの夢や実現したいことを叶えていきたいです。メンバーが仕事をして楽しいと感じてもらえること、耳が聞こえない方にとって便利だと思えること、聴覚障害を取り巻く社会がもっと豊かになるようなことをサービスにしていきます。

私の“バリアバリュー”

CODAを自分のバリューにとらえる

学生時代は、CODA(コーダ)であることが嫌に感じることもありました。しかし、就職活動で自己分析をした時に自分の強みを考えると、手話がその一つでした。それが、他の人と違う私のバリューなのだと思い改め、前向きに考えた時、自分の武器になると感じました。そこから、手話の講座に通うと、自分が想像していたより褒められたんです。そして、「すごく恵まれた環境にいるのに、何で手話をもっとやってこなかったの?」という話をいろんな所でされました。嫌だと思っていた環境も、自分の考え方一つ変えれば、強みに、プラスにもなる。ちゃんと形にすれば、その先にいる人に喜んでもらえる。それを活かして仕事をすることで、私の場合は聴覚障害者のために役立っていると感じます。そして、それは、聴覚障害者である私の両親にも直接影響していくのではないか?と感じています。実際に、今の業務で、初対面で「CODAなんです」と伝えると、聴覚障害者から「じゃあ、安心だね」と言われることが多くあります。その度に、その期待を裏切らないように中立の立場だからこそ伝えられることを意識して、日々気を引き締めて仕事に向き合っています。

(写真)社員

主な1日のスケジュール

  • 9:00 出社・手話通訳の待機
  • 9:30 登録手話通訳者や取引先との連絡
  • 10:00 手話通訳士試験対策講座
  • 12:00 お昼休憩
  • 13:00 チーム会議
  • 15:00 コンサルティング業務
  • 17:00 取引先との打ち合わせ
  • 18:00 退社
(写真)社員 (写真)社員

最後にメッセージ

コネクトチームは、今後も聴覚障害者が暮らしやすい社会を創るために事業展開を進めていきたいと思っています。そのためには、聴覚障害者だけではなく、聴覚障害者をサポートする通訳者などの人材も強く求めています。まだまだ社会には解決しないといけない課題が多くあります。コネクトチームの一員として一緒に課題を解決し、聴覚障害者が暮らしやすい社会を共に作りましょう!