国の重要文化財・築地本願寺にて、 車いすユーザーがユニバーサルデザインの調査を行います

<本件のポイント>

85年前に建設された築地本願寺がユニバーサルデザイン化に取り組むため、ミライロと共同して境内施設の調査を行います。

■参拝者の多様化に伴い、環境の整備について考える局面を迎えている寺院ですが、文化財や景観等の理由から、境内施設を大幅に変えるユニバーサルデザイン化の整備は厳しい現状もあります。

■ミライロと共同することで、障害のある当事者の視点から現状の課題を把握し、情報発信(主に誘導サインやフロアマップによる課題解決を目指します。

2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けて、障害のある方や外国人観光客の方、ベビーカーユーザーなど、誰もが安心して訪れることができる寺院づくりを目標にしています。

12月3日~9日は内閣府が定めた障害者週間です。調査日は少し早いですが、「障害者が社会、経済、文化その他あらゆる分野の活動に参加することを促進する」という障害者週間の目的に沿っています。


<バリアフリー調査の概要>

障害のある当事者の視点を活かし、ユニバーサルデザインのコンサルティングをおこなう株式会社ミライロ(大阪府大阪市/代表取締役社長:垣内俊哉)は宗教法人築地本願寺(東京都中央区/代表役員:安永雄彦)と共同し、誰もが安心して訪れることができる空間づくりを目指したバリアフリーの調査を下記の日程で行います。また、調査後には誘導サインの作成やフロアマップのリニューアルを予定しています。

【日時】2019年11月27日(水)13:00 ~ 18:00
【場所】築地本願寺(〒104-8435 東京都中央区築地3-15-1)
【調査担当者】株式会社ミライロ 藤田(車いすユーザー)、水野
【調査範囲】築地本願寺 本堂・境内
【調査個所】
・バリアフリーの参拝ルート(通路幅や傾斜などをチェック)
・サイン(案内看板)のわかりやすさや配置を確認
・現状のフロアマップの課題を抽出 等

※写真は調査風景のイメージです

<車いすユーザーの調査担当者・藤田隆永の声>

寺院には石畳や階段が多く、家族や友人と行っても、自分だけ中に入れずに待っていなければいけないことがよくありました。しかし、「自分も入りたい」と思う一方で、過度なバリアフリーによって昔からある文化や建築を壊してほしくないという想いもあります。今回の調査では、誘導サインやフロアマップのデザイン等を見直すことで、どうすれば文化や建築を守りつつ、誰もが安心して訪れることができる寺院になるのかを、築地本願寺さんと一緒に考えたいと思っています。

■ミライロが行った「障害者の初詣」に関する調査はこちら:http://bit.ly/2XIIjbF

<調査結果サマリー>
・全体の約8割が初詣に「毎年行く」または「たまに行く」と回答。
・参拝する上で必要なサービスや施設については「境内のバリアフリー化」という回答が多かった。特に、「スロープの設置」や「多目的トイレの設置」が顕著であった。
・一方で、「順路などの表示があるとありがたい」や「設備投資よりも障害者理解を示してもらいたい」という情報や意識に関する声もあった。

 

<本プレスリリースに関するお問い合わせ>
株式会社ミライロ 広報部 神保

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