垣内俊哉の初著書バリアバリュー 障害を価値に変える 3月18日発売

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垣内からのメッセージ

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バリアバリュー障害を価値に変える

発売日 : 2016年3月18日
出版社 : 新潮社
装 丁 : 四六判 ソフトカバー 192ページ
価 格 : 1,296円

応援メッセージ

  • 株式会社シンクスマイル

    代表取締役 新子 明希さん

    新子 明希
    新子 明希
    「あしたも世界が、明るく歩く。」彼の背中が今日もそう語っています。あしたは。じゃなく、あしたも。の「も」が好きです。凄まじい半生を生きた上で、今はネガティブな世界を明
  • 株式会社マングローブ

    代表取締役社長 今野 誠一さん

    今野 誠一
    今野 誠一
    私は垣内俊哉氏が大好きなんですよ。一緒にいてこれほど気持ちのよい人はそういませんね。なぜかと考えてみたんですよ。①自分の使命を精一杯考えている②目の前の人と精一杯向き
  • 株式会社クララオンライン

    代表取締役社長 家本 賢太郎さん

    家本 賢太郎
    家本 賢太郎
    なんという前向きな漢(おとこ)か、という一言に尽きます。車椅子に乗っていた私が車椅子に乗っている垣内さんを見ても、人生今まで出会った車椅子乗りの人の中で
  • 品川女子学院

    校長 漆 紫穂子さん

    漆 紫穂子
    今野 誠一
    多様性が広がる時代に生きる品川女子学院の生徒たちには、人との違いを大切にし、互いを活かし合える人に育ってほしいと願っています。垣内さんの「バリア・バリュー」という考え
  • 公益社団法人 難病の子どもとその家族へ夢を

    代表理事 大住 力さん

    大住 力
    大住 力
    垣内さんに初めてお逢いしたのは、知人の紹介でした。まだまだ小さな大阪、南船場のオフィスで。「車椅子で入れるビルは、ここしか無かったんですよ」と、とても明るく案内して下
  • 日本財団

    常務理事 大野 修一さん

    大野 修一
    大野 修一
    垣内俊哉さんの著書「バリアバリュー」を推薦いたします。日本財団は「みんながみんなを支える社会」すなわち、世界中の総ての障害のある人々も、障害のない人と同様に、みんなに
  • 人と経営研究所

    所長 大久保 寛司さん

    大久保 寛司
    大久保 寛司
    垣内さんという人物。小さい身体にある熱い思いは無尽蔵か!「生きる長さは変えられないが、日々生きる深さは限りなし。」まさに彼は日々真剣勝負で生きている。彼の話を聞けば誰
  • 東京都 北区議会議員
    「筆談ホステス」「ありのままに。」著者

    斉藤 りえさん

    斉藤 りえ
    斉藤 りえ
    106センチの視点。これは、車いすに乗っている垣内さんの目線の高さです。「バリアフリー」という言葉への理解は広がっていますが、それでも、当事者ではないと気付けないこともた
  • 日本大学芸術学部

    教授 佐藤 綾子さん

    佐藤 綾子
    佐藤 綾子
    垣内さん、ご出版おめでとうございます。最初に出会ったのが「夢アワード」の準備段階の小さな教室。私の役目は垣内さんら、武道館のステージに登壇して自分の夢を語る20人ほどの
  • 近畿大学

    広報部長 世耕 石弘さん

    世耕 石弘
    世耕 石弘
    障がい者支援=ボランティアという観念を打ち破りベンチャービジネス的な視点で新たな境地を開いている垣内社長。ビジネスセンスに優れた人々を巻き込みならが「バリアバリュー」
  • 人とホスピタリティ研究所
    元ザ・リッツ・カールトン・ホテル日本支社長

    代表 高野 登さん

    高野 登
    高野 登
    私は垣内さんを若き「お師匠さん」として慕っている。師匠とは、新しい視点や気づきを示してくれる存在のことだ。垣内さんの視点の鋭さ、そして物事の道理を伝えるときの言葉の確
  • 社会福祉法人プロップ・ステーション

    理事長 竹中 ナミさん

    社会福祉法人プロップ・ステーション 理事長 竹中 ナミ
    社会福祉法人プロップ・ステーション 理事長 竹中 ナミ
    垣内くんの提唱される「バリアバリュー」という考え方は、日本のいわゆる「障害を負うことは不幸である」という既成概念を覆し、チャレンジドの誇りを取り戻すものであると、心か
  • シナジーマーケティング株式会社

    代表取締役社長兼CEO 谷井 等さん

    谷井 等
    谷井 等
    これまで、数多くの会社を見て、経営者と出会ってきましたが、ミライロという会社、そしてそれを創業した垣内くんという人間ほど、企業体としての生き様、個人としての生き様を見
  • トーマス アンド チカライシ株式会社

    代表取締役 力石 寛夫さん

    力石 寛夫
    力石 寛夫
    小さい頃から身体の障害と向き合いながら、バリアバリューの理念を胸に、今日までを歩んでこられた垣内俊哉さんに敬意を表します。オリンッピク・パラリンピックを迎える国民の心
  • 龍谷大学

    社会学部 学部長村井 龍治さん

    村井 龍治
    山本 一郎
    初めて垣内さんにお会いしたのは、まだ大学2年生のことでした。まっすぐ前を向いて夢を持って進むとても素敵な学生でした。その通りミライロを設立し、色んな困難を夢に変えてきた
  • 面白法人カヤック

    CEO柳澤 大輔さん

    村井 龍治
    柳澤 大輔
    僕の応援メッセージは、株式会社マングローブ 代表取締役社長 今野 誠一さんの応援メッセージと同文です。手をぬくつもりはないのですが、今野さん存じあげてませんが、僕もまったく
  • 株式会社西鶴

    代表取締役社長 山本 一郎さん

    山本 一郎
    山本 一郎
    垣内社長とは、知人の紹介で知り合い現在に至ります。非常にエネルギッシュで、私と親子以上の年の差があるにも関わらず、生き方に魂を感じます。弊社は墓石を販売し、霊園を開発して
  • ChatWork株式会社
    「日本でいちばん社員満足度が高い会社の非常識な働き方」著書

    代表取締役 山本 敏行さん

    山本 敏行
    山本 敏行
    初めてお会いした時、垣内さんはまだ学生でしたが、「バリアバリュー」という高い志と行動力、そして溢れんばかりの人間力を持ち合わせた経営者だと直感しました。一人でも多くの障がい

ブログ

垣内俊哉のブログ「フロム106」より
人気の記事をご紹介します。
興味を持たれましたら、ぜひ書籍もご覧下さい!

チキンでも武道館でそれなりに笑いをとれた日のこと

2013年の1月、武道館という大きな大きな舞台のステージに立った。
「8,000人にプレゼンって緊張したでしょう?」とよく聞かれる。

確かに緊張した。でも、それは「8,000の人がいること」ではなかった。

スタッフと徹夜で考えに考え抜いた一言一言を、
丁寧に、正しく伝えることができるかに必死だった。

リハーサルでは、一回も成功したことなかったのに、
本番は噛むこともなければ、目配せ、身振り手振り含め、
僕にとっての「奇跡のプレゼン」が実現した。

そして、ありがたいことに8,000人の人たちから、
ミライロへの共感をもらって、グランプリになった。

あれから1年。昨年の受賞者として、また同じ舞台に立った。
今回は、人生初のお笑い芸人との掛け合い「しずる」の二人と、
ユニバーサルマナーをおもしろおかしく伝えることになった。

「8,000人に夢を伝える」から「8,000人の笑いをとりにいく」

これは、去年とはまた違うプレッシャーだった。

僕は口達者な方ではないし、決して笑いに精通しているわけでもない。
お笑いの本場大阪に暮らせど、ショートにオチのつく話をする術も、
習慣も持ちあわせていない。

本番当日1週間前くらいから、武道館が静まり返ることを夢見たり、
いよいよ、どうにか欠席できないかと思索を巡らせた。

そして、当然のことながら、ドタキャンする度胸もない僕は、
武道館の会場で、吐き気を抑えながら、楽屋の弁当を食べた。

なんかお腹に入れたら落ち着くだろうとたかをくくったところ、
さらに吐き気が強くなって、ステージ上で嘔吐しないかなどと、
余計な不安をふくらませる結果になった。

垣内俊哉のブログ画像

ハーサルでは「風邪か!?昨年の垣内はどこいった!?」と、
やはり運営スタッフの皆さんにも、不安を与える始末だった。

そして、楽屋で待つこと3時間。いよいよ本番。 去年もこれくらい待って、待ち時間で疲れきっていた。

「どーもー!」

お笑い芸人さながらの快活な掛け声とともに、
最初で最後であろう僕のお笑いステージが始まった。

去年の武道館では、8,000人は景色でしかなかった。
武道館より、30人、50人、100人の講演の方が、
聞いている人の顔も、反応もわかるからよっぽど緊張する。

でも、違った。今年は、8,000人の顔が見えた。
去年の数十倍緊張した。

目の前にいる人たちに笑ってもらえているだろうか、
二階席にいる人たちにちゃんと聞こえているだろうか、
目の前にいる審査員の重鎮の方々はどんな反応だろうか。

そして、気づけば、ウケるかどうか、吐かずに終われるか
、 そんな不安を吹き飛ばして、一つの成長を感じた。
8,000人と向き合って話せることに感動すら覚えた。

結局、ステージで嘔吐することなく、無事終わった。
「面白かったです!」「めっちゃウケてましたよ!」
TwitterやFacebook、会場にいた人たちの声を聞いて、
数時間続いた吐き気は収まり、スベることへの悪夢を見なくなった。

今、これを、講演先に向かう新幹線の中で書き綴っている。
今日は、50人程の人が僕の話を聞きに来てくれるらしい。

今日も、ちゃんと顔が見える、反応がわかる。
今日も、伝わりやすいように、丁寧に伝えよう。

今日も、そんなことを考えていたら、
武道館と同じように緊張している。

きっと僕はこんな風に、いつまでたってもチキンだ。

大阪の彼女とハイチュウ

高齢者や障害者に対して、日本人は無関心か過剰のどちらかで、
見て見ぬふりをする人、声すら掛けない人と、
お節介までしてしまう人、過剰な配慮をする人に分かれる。
かくいう僕がそうだった。いつも見て見ぬふりをしていた。

どちらがいいとか、悪いとかではない。
無関心は、日本人特有の遠慮といった配慮の表れで、
過剰は、思いやりや優しさが膨れ上がった結果でしかない。
人と人との距離というのは、どうにも埋められないことがある。

例えば、夜の街の客引きもそうだ。
車いすの僕は、声をかけられることがない。
「対応が大変そう」「段差、階段があるから」「店が狭いから」
何かしらの理由で、声をかけることを躊躇しているのがわかる。
特に飲食店は、バリアフリー化が難しいから仕方がないことだ。
仕方がないことであり、急いでいる時なんかは楽で都合がいい。
それでも、時に、寂しくも感じる。
数週間前、僕にとって、生涯忘れないであろう出来事が起きた。
僕の日記に「ハイチュー事件」と記されていることについて書く。

垣内俊哉のブログ画像

大阪に出てきている地元の友人と、堂山の阪急東通を歩いている時だった。
大阪名物とも言える積極的過ぎる客引きの嵐に、僕ら一行は遭遇していた。
その嵐の中で、一人、若い女の子が声をかけてきた。

珍しく、僕に対してだった。

「ガールズバーでぇす。一杯どうですか?」

久しぶりに声をかけられたことに小さな感動を覚えていると、
それも束の間、彼女はさらに続けた。

「ウチ、車いす系男子、めっちゃ好きやねん!」

思わず、車いすをこぐ手を止めた。
からかわれてるような気がしないでもなかった。
でも、やっぱり感動の方が強かった。

「メガネ系男子」の如く、車いすに乗っていることを、
「車いす系男子」なんて言える、その感性に衝撃を受けた。

「ありがとー、またこんどなー」と一言、通りすぎようとした。
次いで、彼女は「じゃあ、ハイチューいる?」と聞いてきた。
いちごのつぶつぶが入った新しいハイチューだった。
「あめちゃんいる?」の大阪で、ハイチュー。
そもそも、「じゃあ」の意味がよくわからない。
思索を巡らせた末、いよいよ笑いがこみ上げてきた。
究極の「ユニバーサルマナー」、革新的な「あめちゃん文化」に触れ、
彼女の提案にノッてやるしかない!と腹を決めた。
引き返そうとするも、ツレはスタスタと先へ行ってしまった。
結局、つぶつぶ入りのハイチューは後から自分で買った。
彼女の一言に、意識の変化、時代の変化を垣間見た気がした。
大阪という街が、もっともっと好きになった。

メディア

  • 朝日新聞be
    「フロントランナー」
    2016年2月13日

  • 東京新聞
    「HEART&DESIGN FOR ALL」
    2015年9月25日

  • The Japan Times
    「Toshiya Kakiuchi」
    2015年5月3日