ミライロIDのユーザー数が30万人を突破!ECやクーポン、マーケティング機能を包含するライフプラットフォームへ ~1月9日に「ミライロストア」をオープンし、より多くの製品やサービスを障害者へ届けます~

 障害者手帳をあなたへミライロIDのロゴ ECやクーポン、マーケティング機能を包含する ライフプラットフォームへ

 株式会社ミライロ(以下「ミライロ」。本社:大阪府大阪市、代表取締役:垣内俊哉)が運営するデジタル障害者手帳「ミライロID」のユーザー数が、30万人を突破しました。新たに、オンラインショップ「ミライロストア」を2024年1月9日にオープンし、より多くの製品やサービスを障害者へ届けます。

ミライロIDは2019年7月のリリース以降、デジタル障害者手帳として提示する障害者、確認する事業者、双方の負担軽減に貢献してきました。ミライロIDを本人確認書類として採用する事業者は3,898にまで拡大しています。

今後は、ECやクーポン、マーケティング機能を包含するライフプラットフォームとして、障害者の社会経済活動への参加を後押ししていきます。なお、現時点でミライロIDのライフプラットフォームに参画または参画予定の企業・ブランドは、主に以下の通りです。

参画または参画予定の企業・ブランドのロゴ「三菱自動車、エスライド、伊藤忠テクノソリューションズ、アマノマネジメントサービス、アドベンチャーワールド、ファミリーマート、ジョーシン、エクスペディア、ローソン、ジンズ、ナイガイ、モグ、ナイキ、ウィル、オーエックスエンジニアリング、ロイヤルホスト、天丼てんや、ロイヤルデリ、和食さと、大起水産、千房」

※上記企業・ブランドは、ミライロストアでの商品販売、ミライロクーポンの掲載、ミライロIDへの広告出稿、ミライロIDとのAPI連携、またはパートナーとしての協賛などを行う
※参画予定含む
※順不同
※その他、数多くの企業・ブランドが参画または参画予定

ライフプラットフォームを目指す背景

 国内では高齢化の加速、障害者を取り巻く関連法令の改正、グローバルではSDGsの推進やESG投資などが注目されています。それに伴い、バリアフリーやユニバーサルデザイン、ダイバーシティ&インクルージョンに関連する取り組みが、かつてないほど加速しています。実際、アクセシブルな製品開発やマーケティングを行う事業者は増加傾向にあります。一方で、現状、障害者へのアプローチ手段は限られています。

●事業者から寄せられる声
・国内メーカー(担当者)
障害者へのプロモーション手段は、展示会に出展する、障害者団体を回るなど、選択肢が限られており、費用対効果にも課題がある。結果的に商品価格が高くなりがちで、障害者にとって手が届かないものとなってしまう。

・グローバルメーカー(担当者)
障害者に使いやすいプロダクトを開発し、海外で販売したところ、転売などによって商品価格が高騰し、本来届けたかった層に届けることができなかった。障害者にだけ、デジタル上で販売できるチャネルが少なく、困っている。

その結果、障害者は、ほしい商品を購入しづらい、みつけにくいといった状況に陥っています。

●障害者から寄せられる声
・視覚障害/40代
視力が低下し、中途で障害者手帳を取得した。視覚障害者に役立つ商品情報について知ることができる場が限られており、情報を集めるだけでも大変苦労している。

・肢体不自由/30代
福祉機器などの高額な商品に対しては、日常生活福祉用具給付金や、補装具費支給制度などの支援がある。一方で支給対象となっていない商品や、制度を活用してもなお高額な商品も多く、求めている商品の購入にも手が出しづらい。

これらの課題を解決するため、ミライロIDを通じて、より多くの製品やサービスを障害者へ届けます。事業者はミライロIDのライフプラットフォームを活用することで、幅広い障害種別、年代の方々にアプローチできます。障害者と事業者をつなぐ役割を、より一層果たしていきます。

●ミライロIDユーザーの内訳

ミライロIDユーザーの内訳のグラフ 手帳種別は身体障害47%、精神障害36%、知的障害17%、年代別ミライロIDユーザー10歳未満3.7%、10代5.6%、20代12.7%、30代17.7%、40代20.2%、50代21.7%、60代12.7%、70代4.8%、80代0.7%、90歳以上0.2%

新サービス「ミライロストア」の特徴

① 障害者の求める商品が提供されている
他のオンラインショップでは提供されていない、障害者を対象とした商品を揃えます。さらに、障害の有無に関わらず、多様な方が安心かつ便利に使える商品も集約し、ミライロIDユーザーと事業者の橋渡しを行います。

② 障害者割引が適用されている
障害者割引を設け、良心的な価格での提供を目指します。事業者にとっては、障害者に限定したクローズドマーケットでの割引とすることで、安売りによるブランド毀損を避けつつ、社会的意義のある販売が可能となります。

③ ウェブアクセシビリティに配慮されている
オンラインショップの中には、アクセシビリティ対応が行き届いておらず、障害者の商品購入が困難になっているものがあります。ミライロストアは、操作が難しい方に配慮した設計を行い、障害者のより円滑な購買体験を実現します。

事業者の皆さまへ

 ミライロストアでの商品販売、ミライロクーポンの掲載、ミライロIDへの広告出稿、ミライロIDとのAPI連携などを行う事業者を募集しています。障害者の社会経済活動を後押しする取り組みに、ぜひご参画ください。

スマートフォンから見たミライロストアの画面(イメージ)

 

考案者のコメント

プロフィール_垣内俊哉

【株式会社ミライロ 代表取締役 垣内 俊哉】
ミライロIDは2019年にリリースして以来、デジタル障害者手帳として障害のある方の外出負担を軽減してきました。日々ユーザーの声に耳を傾けるなか、誰一人取り残さない社会の実現のためにはさらなる展開が必要と考えるに至りました。それが「ミライロストア」のサービス開始です。障害のある方の消費機会が増えることは就労意欲の向上に繋がり、さらなる社会参加を促します。障害のある方にとっては求める商品を購入しやすい、そして事業者にとっては届けたい商品を届けやすい、そのようなライフプラットフォームを目指します。ミライロIDの新たな挑戦にご注目ください。

ミライロIDについて

 障害者手帳を所有している方を対象としたスマートフォン用アプリケーションです。ユーザーは、障害者手帳の情報、福祉機器の仕様、求めるサポートの内容などをミライロIDに登録できます。公共機関や商業施設など、ミライロIDを本人確認書類として認めている事業者において、障害者手帳の代わりに活用することで、割引などが受けられます。
「カバンや財布から障害者手帳を取り出すのが手間」「周囲の人に障害者手帳を見られたくない」といった障害者の声から、スマホで手軽に提示することができるアプリの開発に至りました。
また、障害者手帳を掲示できるだけでなく、クーポン提供やチケット販売、広告掲載、他サービスとのAPI連携なども行っています。さらに、2024年1月9日からは、オンラインショップ「ミライロストア」をミライロID内に開設します。

【WEBサイト】https://mirairo-id.jp/
【リリース日】2019年7月1日
【ユーザー数】301,811人(2023年12月15日時点)
【参画する事業者数】3,898事業者(2023年12月15日時点)
 ※現時点でミライロIDが使える場所(https://mirairo-id.jp/place/

お問い合わせ

株式会社ミライロ 経営企画部 広報担当
【E-mail】press@mirairo.co.jp