駅ホームと車両の段差・隙間に関する意識調査

鉄道ホームと車両の間にある段差や隙間は、障害のある方にとって外出や鉄道利用のハードルの一つになっています。多様な方が安心して鉄道を利用し、自由に外出できる環境を整備していくため、障害のある方が段差や隙間に対してどのように感じているかを把握する意識調査を実施しました。本調査の結果は、今後の鉄道利用環境の改善に向けた参考資料となることを期待しています。

調査概要

調査名称 駅ホームと車両の段差・隙間に関する意識調査
調査手法 Webアンケート
調査日 2023年10月2日(月) ~2023年11月2日(木)
回答数 2,602名
対象者条件 障害のある方(障害種別は不問)

 

サマリー

①段差・隙間への恐怖心のある方(強く恐怖を感じる+恐怖を感じる)は、全体で約4割。車いすユーザーで67%、弱視の方で56%と他と比較して高い。

②段差・隙間対策がない場合、サポートが必要だと感じる方(強く必要性を感じる+必要性を感じる)は、全体で約5割。車いすユーザーでは96%と顕著に高い。

③段差・隙間対策されているホームの方が対策されていないホームより乗降しやすいと感じる方(とても乗降しやすい+乗降しやすい)は、対策されているホーム利用経験者で84%。今後の更なる段差・隙間対策への意向(強く増えていって欲しいと思う+増えていって欲しいと思う)は全体で87%。属性による大きな差はなく、多くの方が段差・隙間対策を求めていると考えられる。

 

サマリーを表現したグラフ。詳細は前述のサマリー部分で説明。

 

調査概要や調査結果の詳細は、「駅ホームと車両の段差・隙間に関する意識調査」よりご確認ください。

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・ミライロ 経営企画部 広報担当
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