障害者手帳アプリ「ミライロID」において、「ミライロクーポン」の提供を開始 ~新たな時代の障害者割引を提案します~


【イメージ画像】ミライロクーポンの表示画面3つ、左から各ブランドのクーポンが並んでいる画面(ビックエコーのテレワークプラン20%引きや、ローソンのウチカフェスイーツ各種20円引きなど)、真ん中がロイヤルホストの10%割引クーポンの画面、右が店舗で掲示する画面※ 画像はイメージです

株式会社ミライロ(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:垣内俊哉、以下「ミライロ」)は、運営する障害者手帳アプリ「ミライロID」において、「ミライロクーポン」の提供を開始します。1月28日より、株式会社第一興商、ロイヤルホールディングス株式会社、2月1日より、株式会社ローソンが掲載します。

ミライロは2019年7月1日に「ミライロID」をリリースいたしました。カバンや財布から取り出していた障害者手帳を、スマホでパッと提示することができるアプリです。また、障害者手帳の掲示に留まらず、窓口でしか購入できなかった障害者割引料金のチケットをオンラインで購入できるようにするなど、機能も拡充しています。今後もミライロIDを起点にさまざまなサービスが利用できることを目指していきます。

今回は新たにクーポン機能を実装することにより、新たな時代の障害者割引のあり方を提案します。

【イラスト】車いすユーザーがミライロID(スマートフォン)を掲示する様子

 

ミライロクーポンとは


【イメージ画像】ミライロクーポンの表示画面2つ、左は各ブランドのクーポンが並んでいる画面(ビックエコーのテレワークプラン20%引きや、ローソンのウチカフェスイーツ各種20円引きなど)、右がロイヤルホストの10%割引クーポンの画面
※ 画像はイメージです

「ミライロクーポン」は、飲食店やレジャー施設などでお得に使えるクーポンを集約して提供するサービスです。利用できるのは、ミライロIDを利用するユーザーに限ります。行きたいお店のお得なクーポンを探したり、各ブランドのお得情報を見比べて行く店舗を決めたりするなど日常的にご利用いただけます。

現時点で「ミライロクーポン」の提供が決まっているブランドは、以下の通りです。

【ロゴマーク】5つのブランド 左からビッグエコー、ロイヤルホスト、天丼てんや、ロイヤルガーデンカフェ、ローソン

※ローソンは、2月1日より提供

ミライロクーポンの特徴

■障害者割引のない業界でも、導入が期待できる

映画館やカラオケ、ボーリング場、スポーツ観戦など、さまざまな業界で導入が進んでいる障害者割引ですが、飲食やコンビニなどの業界では導入していない事業者がほとんどです。アプリで配信できるからこそ、サービス内容に合わせたクーポンを発行することが可能であり、新たな業界での導入も期待できます。

■クーポンの種類が豊富

従来の障害者割引と比べクーポンの種類が豊富です。障害者割引では「1つの施設で1つの割引内容があること」が一般的ですが、ミライロクーポンでは「ドリンク無料」「フード〇%OFF」など、1つの施設で複数のクーポンを発行できます。そのため、障害のある方やその家族・友人は、自分に合ったクーポンを利用することができます。


開発者の想い

株式会社ミライロ 代表取締役社長 垣内俊哉

電車に乗る時、映画を見る時、窓口で障害者手帳を提示する時、私は今日までずっと抵抗を感じていました。こうした心理的な負担を、新たな仕組みによって解決すべく、障害者手帳を電子化し、その機能を拡張させるクーポン機能を実現しました。

1952年より障害者手帳を用いた運賃割引が定められ、「障害者割引」という制度が広く普及しました。今ではさまざまな業界で導入が進み、障害者の外出や消費の一助となっています。障害者の社会参加を加速させるために、従来の障害者割引の概念を越え、新しい仕組みを提供することが大切であると考えています。ミライロIDのユーザーの方々、賛同してくださる企業の皆様とともに、新たな時代の障害者割引を確立していきます。



<本プレスリリースに関するお問合せ>

株式会社ミライロ ITソリューション部 井原
【E-mail】press@mirairo.co.jp


以下、補足説明


■「ミライロID」について

障害者手帳を所有している方を対象としたスマートフォン向けアプリ。ユーザーは、障害者手帳の情報、福祉機器の仕様、求めるサポートの内容などを「ミライロID」に登録。公共機関や商業施設において、ユーザーが「ミライロID」を提示することで、障害者割引や、必要なサポートをスムーズに受けられる。

<詳細>
【HP】https://mirairo-id.jp/
【リリース日】 2019年7月1日 
【参画する事業者の数】 630事業者(2020年12月末時点)
 ‐ ミライロIDが利用できる、駅やレジャー施設等の数 約6,000箇所
 ‐ ミライロIDが利用できる、バスやタクシー等の数 約50,000台
 ※ミライロIDの使える場所は、こちら