人に寄り添い、誰もが働きやすい職場づくりを行うために

ダイハツ工業株式会社

ダイハツ本社外観

 

取り組み内容

環境・情報・意識面の多角的なアプローチで
障害者雇用を推進


ダイハツ本社外観 全体画像

既に障害のある方が働かれている職場において、今後より障害者雇用を推進していくために、何から取り組むべきかが課題でした。調査で現状を把握した後、調査結果を基にガイドラインを作成することにより、社内で共通認識を持ち、ユニバーサルデザイン化を図るきっかけづくりを行いました。

 

ポイント① 

障害当事者と共に施設調査を実施、ガイドラインを作成

 

まずは現状を把握するために、障害当事者モニターによる調査を行い、障害当事者視点での課題を抽出しました。既に整えられている点や、今後課題となり得る点を中心に確認し、毎日過ごす職場だからこそ、誰もがより快適に過ごせるよう、意見交換を行いました。調査から得られた結果を基に、今後の施設づくりにおいて参考にしていただけるよう、ガイドラインを作成しました。ガイドラインでは、障害当事者の視点から、望ましいとされる施設整備基準を策定しています。

ガイドライン目次画像

ポイント② 

UDトーク(音声認識アプリ)を導入

 

聴覚障害者の情報保障の観点から、音声での会話を文字に自動変換するアプリケーション「UDトーク」を導入いたしました。社内での面談や会議、研修の場でUDトークを使用し、文字によるやり取りに活用しています。

ポイント③ 

ダイバーシティについての全社的なリテラシー向上

 

労働組合と会社が協議の結果、ダイバーシティ推進のためには全社員のダイバーシティに対するリテラシー向上が不可欠と判断、2021年度にかけて、ユニバーサルマナー検定3級の全社員受検を目指します。

担当者の声

◇ダイハツ工業株式会社 岡﨑様

ダイハツ担当者 岡﨑江美さん画像

 

当社のスローガンである、Light you upは、 ダイバーシティを含むSDGsと方向性を同じくするものです。誰も取り残さない社会を目指して、全社員一人ひとりが同じベクトルを持って取り組んでいけるようハードのみならずハートも変えていけるよう、一歩一歩進んで参ります。

 


◇ミライロ ビジネスソリューション部


既に障害のある方が働かれている場においても、改めて障害当事者を含めた調査を行うことにより、普段とは異なる視点で施設をご確認いただきました。また、UDトークの活用により、聴覚障害者の職場での円滑なコミュニケーションの促進をご提案しました。今回のお取組みが、障害者雇用をより推進していただくためのきっかけとなりますと嬉しく思います。


 

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