1988年「リハビリテーション世界会議」の受け入れを機に、本格的にユニバーサルデザインな取組みを開始した京王プラザホテル。高齢者や障害者にとって安全な快適なユニバーサルルームを15室設置し、2002年に新しいユニバーサルルームをさらに10室設置しました。液晶ドアスコープや磁気ループシステム対応、補助犬トイレの設置、聴覚障害者コミュニケーション支援ツールなど、業界でも先駆けとなる豊富な設備を取り入れています。
積極的な取組みを後押ししていたのは、社内プロジェクト「バーズアイ」の15年以上に及ぶ活動でした。もう一度原点に立ち返り、高齢者や障害者のお客様に対するマナーや向き合い方などを学ぶ機会として、ユニバーサルマナー検定を導入しました。2017年10月時点で、社員240名がユニバーサルマナー検定3級を取得しています。
難しい専門知識よりまず、声がけをするマインドの大切さを学ぶ機会として、継続して新入社員研修などで受講しています。