真っ暗闇を視覚障害者が案内する「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」と「ユニバーサルマナー検定1級」が初めて協働いたします

【2020年11月27日更新】
新型コロナウイルス感染防止のため、リアルでの会見を中止し【オンラインのみ】といたしました。

 

【ロゴマーク】ダイアローグ・ジャパン・ソサエティ(左)とミライロ(右)

【写真】ダイアログ・イン・ザ・ダーク(左)とユニバーサルマナー検定(右)の体験中の様子

障害のある当事者の視点を活かし、ユニバーサルデザインのコンサルティングをおこなう株式会社ミライロ(大阪府大阪市・代表取締役社長 垣内俊哉)と、ダイバーシティを体感できるダイアログ・ミュージアム「対話の森」を展開する一般社団法人ダイアローグ・ジャパン・ソサエティ(東京都港区・代表 志村季世恵)は、多様性が尊重され、誰もが活躍できる社会の実現に向けて、パートナーとして協働することといたしました。
つきましては、両者代表が登壇する記者会見を12月3日(木)10時~実施いたします(オンラインのみあり)。

新型コロナウイルス感染拡大の影響により、価値観や働き方の多様化が加速しています。私たちは障害のある当事者こそ、多様で、複雑かつ不透明な社会を切り拓くためのヒントを持ち得ていると信じています。
そこで今回、「ユニバーサルマナー検定1級(https://www.universal-manners.jp/1kyu_details)」の合格資格の一つとして、受講者自らが体感することで、感受性をより豊かにすべく、体験と対話に重きを置く「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」「ダイアログ・イン・サイレンス」が加わりました。2社にとっては、価値観の多様化とオンライン化が進み、対話の重要性が叫ばれる中、withコロナ時代の新たなチャレンジとなります。2030年のSDGs目標である「誰も取り残されない社会」の実現に向け、歩みを進めてまいります

協働のポイント

□同業の2社が、それぞれの強みを活かしてタッグを組む

多様な方々へ向き合うためのマインドとアクションを身につける「ユニバーサルマナー検定」。体感型エンターテイメントの「ダイアログ」シリーズ。知識と体感が組み合わさることで、多面的にダイバーシティ&インクルージョンへの理解を促します。

□「ユニバーサルマナー検定1級」初のパートナー連携

本年9月にリリースした「ユニバーサルマナー検定1級」では、多様な人々が過ごしやすい社会を目指し、志を同じくするパートナーと一緒にコンテンツを拡げることで、目指す社会の実現を加速させていきます。今回の連携は、その記念すべき第一号です。
※記者会見翌日の12/4(金)より、ダイアログシリーズが1級の「体験プログラム」に追加されます。

□カリキュラムの内容はコロナ時代にも対応

ダイアログシリーズでは、マスク着用・ソーシャルディスタンスを図った体験を提供しており、ユニバーサルマナー検定3級と1級の講義は、オンラインでも受講が可能です。

□12月3日の記者会見では、受講者や当事者の声もご紹介します

リアルおよびオンラインの記者会見では、本協働の概要説明のみならず、両代表のミニトークも開催。Withコロナ時代においてダイバーシティ&インクルージョンを推し進めるためのミニトークを行います。

記者会見のご案内

12月3日(木)午前10時より、東京・竹芝のダイアログ・ミュージアム「対話の森」で両社代表による合同記者会見を行います。なお、その様子はオンラインで配信いたします。

【日時】2020年12月3日(木)

 ◆10時00分~11時00分 合同記者会見
  <本件協働の背景 / 両社代表によるミニトーク / 参加者の声ご紹介>
 ◆11時00分~12時00分 取材可能
  「ダイアログ・イン・サイレンス」ご希望者ご体験可能(90分間、先着順) 
「ダイアログ・イン・サイレンス」ご体験ご希望の方はご連絡くださいませ。ご体験日程を個別にご相談させていただきます。  

【登壇者】

 一社)ダイアローグ・ジャパン・ソサエティ代表理事 志村季世恵
 ダイアログ・イン・ザ・ダーク・ジャパン代表 志村真介
 株式会社ミライロ 代表取締役社長 垣内俊哉

【場所】

 東京都港区海岸1-10-45(複合施設「アトレ竹芝」内 アトレ竹芝シアター棟1階)
 アクセス:https://taiwanomori.dialogue.or.jp/

ご取材お申込み(〆切11/30)

こちらのグーグルフォームにご記載いただくか、担当宛てにお申し込みください。

※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、会場にお越しいただける人数に限りがございます。
先着順とさせていただきますので、あらかじめご了承ください。

取り組みの背景

株式会社ミライロは「ユニバーサルマナー検定1級」を本年9月にリリースしました。1級のカリキュラムは、障害のある方とのコミュニケーションの方法や認知症・LGBTなどに関して「学ぶ」オンライン研修、障害のある方の日常や考え方などを「体験する」プログラム、学びや体験を「言葉にする」レポート作成の3種類のコンテンツから成ります。このたび、「体験する」プログラムに「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」と「ダイアログ・イン・サイレンス」を加えることにより、「ユニバーサルマナー」の習得と、「ダイアログ」を通じた障害のある方との対話、五感を使った体験、異文化コミュニケーションの実施による相乗効果で、受講者の価値観や世界観の広がりが期待されます。

取材に関するお問合せ

■株式会社ミライロ 経営企画部 広報担当 神保
E-mail : press@mirairo.co.jp TEL: 050-3184-3338

■一般社団法人ダイアローグ・ジャパン・ソサエティ 広報 脇本・山崎
E-mail : press@dialogue.-japan.org TEL:080-4123-4334

 


■補足説明

【ダイアログ・イン・ザ・ダーク(DIALOGUE IN THE DARK)とは】 ※HPはこちらから

100%の真っ暗闇の中で、見ること以外の感覚を使い、驚きに満ちた発見をしていくエンターテイメント。体験を案内するのは、普段から目をつかわない視覚障害者のアテンドです。視覚以外の感覚を広げ、新しい感性を使い、チームとなった方々と様々なシーンを体験します。1988年、ドイツの哲学博士アンドレアス・ハイネッケの発案によって生まれ、これまで世界50か国以上、800万人を超える人が体験。日本では1999年に初開催し、これまで23万人以上が体験。 

【ダイアログ・イン・サイレンス(DIALOGUE IN SILENCE)とは】 ※HPはこちらから

音のない世界で、言葉の壁を超えた対話を楽しむエンターテインメント。体験を案内するのは、音声に頼らず対話をする達人、聴覚障害者のアテンド。参加者は、音を遮断するヘッドセットを装着。静寂の中で、集中力、観察力、表現力を高め、解放感のある自由を体験します。そしてボディーランゲージなど、音や声を出さず、互いにコミュニケーションをとる方法を発見していきます。たとえ母国語の異なる人であっても、想像以上の交流が深まります。1998年にドイツで開催されて以降、世界で100万人以上が体験。

【ユニバーサルマナー検定とは】 ※HPはこちらから

高齢者や障害者、ベビーカー利用者、外国人など、多様な方々を街で見かける現代において、“自分とは違う誰かの視点に立ち行動すること”は、特別な知識ではなく、「こころづかい」のひとつ。多様な方々へ向き合うためのマインドとアクションを学ぶ検定。これまでの受講者数は10万人、導入企業は600社以上。