フクフクプラスのアート鑑賞プログラム《アートでおしゃべり》とミライロの《ユニバーサルマナー検定》が連携 〜障害当事者との対話型アート鑑賞プログラムを新開発〜

アートでおしゃべりの画像

株式会社ミライロ(代表取締役社長:垣内俊哉、以下「ミライロ」)と株式会社フクフクプラス(代表取締役:磯村 歩、以下「フクフクプラス」)は、障害当事者との対話型アート鑑賞プログラムを共同でスタートします。
本プログラムを通じて、ダイバーシティアートの可能性の追求と多様な価値観を尊重しあえる社会の実現を目指します。
4月10日(土)に、Diversity&Inclusionに関する情報発信と交流拠点“ミライロハウスTOKYO”から、連携を記念したオンライン配信によるローンチイベントを実施予定です。

障害当事者との対話型アート鑑賞プログラム」とは

対話型アート鑑賞は、MoMA(ニューヨーク近代美術館)が開発した美術鑑賞教育法のVTC(Visual Thinking Curriculum)をフィリップ・ヤノウィン氏がVTS(Visual Thinking Strategy)として発展させ、世界中に普及したものです。VTSは、すでに全米100以上の美術館や博物館で実施され、300以上の教育機関にも採用されています。

フクフクプラスの対話型アート鑑賞法は、障害者アートの持つメンタル効果(実証実験にて検証済)を活かした独自のプログラムです。参加者は障害者アートを見ながら、アートコンシェルジュがさまざまな質問を投げかけながら鑑賞を進めます

今回スタートする障害当事者との対話型アート鑑賞は、精神障害のあるアーティストや聴覚障害のあるファシリテーターが参加し、一緒に対話をしながら鑑賞することが特徴です。参加者は、さまざまな価値感を共有しながら、ダイバーシティをポジティブに体験できる画期的なプログラムです。

「ユニバーサルマナー検定1級」のパートナー連携

ミライロは「ユニバーサルマナー検定1級」を2020年9月にリリースしました。「ユニバーサルマナー検定1級」では、多様な人々が過ごしやすい社会を目指し、志を同じくするパートナーと一緒にコンテンツを拡げることで、目指す社会の実現を加速させています。今回の連携は、ダイアログシリーズに続く、第二号の連携となります。

ローンチイベントの4月10日(土)より、障害当事者との対話型アートプログラムがユニバーサルマナー検定1級の「体験プログラム」に追加されます。「ユニバーサルマナー」の習得と、「対話型アート鑑賞プログラム」を通じた障害のある方との対話、アートを通じたコミュニケーションの実施による相乗効果で、受講者の価値観や世界観の広がりが期待されます。

ローンチイベント詳細

アートでおしゃべりの画像

【タイトル】アートでおしゃべり ~アーティストの視点~

【日時】2021年4月10日(土)15時~17時@オンライン

【配信場所】ミライロハウスTOKYO
      〒130-0022 東京都墨田区江東橋3丁目9−10 丸井錦糸町店 5F

【プログラム】
15:00~ アートでおしゃべりプログラム
16:00~ アーティストの視点(アート制作の背景、活動、自身の障害について)
16:50~ ユニバーサルマナー検定との連携プログラムについて

【参加費】無料

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★UDトークによる文字支援も予定しております。
★メディア・プレスの方のご参加も大歓迎です。メディアの方で、個別取材をご希望の方はお問い合わせください。

本プレスリリースに関するお問合せ

株式会社フクフクプラス 担当:磯村
【Mail】info@fukufukuplus.jp 

株式会社ミライロ 経営企画部 広報担当:神保
【Mail】press@mirairo.co.jp 【TEL】050-3184-3338

■補足説明
<株式会社フクフクプラス>
代表取締役 磯村歩
障がいのある人のアートのチカラを、デザインのチカラで、みんなのチカラにかえるCSV型カンパニーです。障がいのある人のアートを採用したレンタルや研修の統合サービス「脳が脱皮する美術館」、障がいのある人とデザインを学ぶ学生によるフォント化・パターン化「シブヤフォント」など多彩な事業を展開しています。障がいのあるなしに関わらず、お互いの違いを認め合い、誰もが自分の可能性を発揮できる社会を目指しています。
https://fukufukuplus.jp/


<株式会社ミライロ>
代表取締役社長 垣内俊哉
障害のある当事者の視点を活かし、ユニバーサルデザインの総合コンサルティングを推進しています。社会性と経済性の両輪から、3つのバリア「環境」「意識」「情報」や社会の仕組みに関する各種ソリューションを提供。多様性を理解する「ユニバーサルマナー検定」、障害者手帳アプリ「ミライロID」、障害当事者の声をHP、製品、施設改善に活かす「ミライロ・リサーチ」、D&Iの情報発信・交流拠点「ミライロハウス」などを展開しています。
http://www.mirairo.co.jp/


<ユニバーサルマナー検定とは> 
高齢者や障害者、ベビーカー利用者、外国人など、多様な方々を街で見かける現代において、“自分とは違う誰かの視点に立ち行動すること”は、特別な知識ではなく、「こころづかい」のひとつ。多様な方々へ向き合うためのマインドとアクションを学ぶ検定。これまでの受講者数は10万人、導入企業は600社以上。
https://universal-manners.jp/