12月4日、ミライロハウスにて「職場における視覚障害理解セミナー ~VRを利用した視覚障害体験~」を開催しました。
本イベントは、エヌ・ティ・ティラーニングシステムズ株式会社が提供するVRシステムを活用したもので、VR体験を通し視覚障害特性の理解を促し、職場での視覚障害者との働き方の工夫を学ぶことを目的としていました。
当日は9名の障害者雇用に関わる方々にご参加いただきました。
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プログラムの内容
当日はこのようなプログラムでした。
■視覚障害当事者講師(ユニバーサルマナー検定認定講師・原聡)による、視覚障害の見え方についての講義
◇講師・原のプロフィールはこちら
■VR体験(視野狭窄、中心暗転、明るすぎる見え方、明るすぎる見え方、すりガラス)による視覚障害者の見え方体験
■受講者同士のグループワーク
テーマ:視覚障害のある方を雇用している、あるいは雇用する際に生じている課題と解決案
■講師によるまとめ
当事者としてはどのようなことに配慮してほしいか。
助かったエピソード、困ったエピソードの紹介
参加者の声
ご参加いただいた9名の皆さまからは、
・実際にロービジョンの講師より、自身の見え方や工夫の仕方、障害を受容するまでの経緯など、身近なことをお話しいただき、わかりやすく特性や心理について理解することができた。
・VRという見え方を工夫できる装置を使用することで、より具体的に、どのように見えているのか、何が必要なのかを知ることができた。
・VRで実感をもって体験でき、障害にはグラデーションがあるのだとわかった。
・発覚してから受け入れまでの気持ちの変化など、講師の方の実体験やほかの参加者の意見が大変参考になった。
などのお声をいただきました。
今後もミライロハウスでは、さまざまな企業・団体の皆さまと連携し、多種多様なイベントを開催していきます。お近くに来られる際はぜひ、お立ち寄りくださいませ。