【銀行業界初】名古屋銀行の全行員がユニバーサルマナー検定3級を取得

株式会社ミライロ(本社:大阪市淀川区、代表取締役:垣内俊哉)は、株式会社名古屋銀行(本社:名古屋市中区、取締役頭取:藤原一朗、以下、「名古屋銀行」)に向けて2023年7月より「ユニバーサルマナー検定3級」を提供し、その後正行員および嘱託職員1,869名、すべての行員が同検定を取得しました。全行員がユニバーサルマナー検定3級を取得したのは銀行業界初であり、業界内外から注目される事例となりました。

【キャッチコピー画像】名古屋銀行、私たちは、地域ナンバー1銀行として企業価値の一層の向上に努めています。今後も堅実な経営に取り組むとともに、さらに魅力ある銀行を目指します。

※ユニバーサルマナー検定は、障害の有無や年齢、国籍にかかわらず、すべての人と向き合うために必要な“マインドとアクション”を身につけるための検定です。
ユニバーサルマナー検定の詳細

障害者差別解消法の改正を契機に管理職からスタート

2024年4月に改正された障害者差別解消法では、民間企業においても「合理的配慮の提供」が法的義務となりました。名古屋銀行では、これを単なる「対応義務」ではなく「より良いサービスのあり方を見つめ直す機会」と捉え、いち早く社内の意識改革に着手しました。

改正法が施行される前年の2023年、部店長および本部行員93名が先行してユニバーサルマナー検定3級を取得。さらに同年、「ミライロ・サーベイ(※)」を実施し、障害のあるお客さまへの対応状況を可視化しました。これは、具体的な改善点を明らかにし、より実効性の高い取り組みへとつなげるためのものです。

※ミライロ・サーベイは、企業の障害者対応状況を可視化し、改善をサポートするための調査ツールです。
ミライロサーベイの詳細

こうした段階的な取り組みを通じて「誰もが安心して利用できる銀行を目指す」という共通の意識が行内に広がり、正行員および嘱託職員1,869名が検定3級を取得。全行員のユニバーサルマナー検定3級の取得は銀行業界初の取り組みとなりました。

ユニバーサルマナー検定の実施後のアンケート結果から見える行員の意識変化を当社Webサイトからご覧いただけます。
株式会社名古屋銀行導入事例の詳細