デジタル障害者手帳「ミライロID」が冬のDigi田甲子園にて インターネット投票候補に選出

株式会社ミライロが運営するデジタル障害者手帳「ミライロID」が、このたび、冬のDigi田甲子園(内閣官房デジタル田園都市国家構想実現会議事務局)にて、有識者による事前審査を経てインターネット投票候補に選ばれました。今後、国民によるインターネット投票とともに、有識者による審査が行われ、投票結果と有識者による審査の結果を組み合わせて、表彰対象が決定されます。

現在、広島市にて提供している、ミライロIDの「QRコード活用による駐車場の障害者割引精算の円滑化」に関する取り組みに、ご支援、ご賛同いただける方の投票をよろしくお願いいたします。


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冬のDigi田甲子園とは

企業や団体その他の民間の主体の取組の中で、デジタルの活用により、地域の個別課題を実際に解決し、住民の暮らしの利便性と豊かさの向上や、地域の産業振興につながっているものを表彰する取り組みです。内閣官房デジタル田園都市国家構想実現会議事務局が主催しています。

「QRコード活用による駐車場の障害者割引精算の円滑化」とは

精算機に表示されるQRコードをミライロIDで読み取ることで本人確認が行われ、割引が適用されるというものです。
無人駐車場では、設置されてあるオートフォンを使い、遠隔でオペレーターと会話をし割引を受けるのが一般的です。一方で、聴覚障害のある方は遠隔でのやりとりができないため、障害者割引が受けられないという課題があります。
この課題を解決できるのが本サービスの最大の特徴です。広島市では、2022年8月から公営駐車場において提供を開始しています。

詳細は以下のページをご参照ください。
https://mirairo-id.jp/qr-information/

ミライロIDからのお願い

2月24日17時まで、以下のデジタル田園都市国家構想ウェブサイトにて、投票が行われています。
https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/digitaldenen/koshien_winter/index.html

ミライロIDの「QRコード活用による駐車場の障害者割引精算の円滑化」に関する取り組みは、デジタルの力で合理的配慮の提供を実現するものです。誰一人取り残さない社会を推し進める観点からも、ぜひ、皆さんの投票をお願いします。

ミライロIDについて

障害者手帳を所有している方を対象としたスマートフォン用アプリケーションです。ユーザーは、障害者手帳の情報、福祉機器の仕様、求めるサポートの内容などをミライロIDに登録できます。公共機関やレジャー施設など、ミライロIDを本人確認書類として認めている事業者において、障害者手帳の代わりに活用することで、割引等が受けられます。
「カバンや財布から障害者手帳を取り出すのが手間」「周囲の人に障害者手帳を見られたくない」といった障害のある当事者の声から、スマホでパッと提示することができるアプリの開発に至りました。また、障害者手帳を掲示できるだけでなく、クーポンやチケットの提供、他サービスとのAPI連携などを行っています。今後もミライロIDを起点に、障害者と事業者の橋渡しに取り組みます。

【商品紹介ページ】https://mirairo-id.jp/
【リリース日】2019年7月1日 
【参画する事業者の数】3,723事業者(2022年12月31日時点)
  ※現時点でミライロIDが使える場所(https://mirairo-id.jp/place/

本プレスリリースに関するお問い合わせ

株式会社ミライロ 経営企画部 梶尾 武志
【E-mail】press@mirairo.co.jp 【TEL】050-1790-6842