障害者の視点からDXを推進する「ミライロ」が花王株式会社、株式会社カヤック、株式会社三菱UFJ銀行と業務連携を目的とした第三者割当増資を実施

 

【ロゴマーク】花王株式会社、株式会社カヤック、株式会社三菱UFJ銀行

 

「バリアバリュー」を企業理念とし、障害のある当事者の視点から障害=バリアを取り除き、新たな価値=バリューに転換するインフラやソリューションを提供する株式会社ミライロ(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:垣内俊哉、以下「ミライロ」)は、花王株式会社、株式会社カヤック、株式会社三菱UFJ銀行(五十音順)を引受先とする第三者割当増資を実施いたしました。

合理的配慮の提供が民間事業者にも義務化される改正障害者差別解消法の施行が2024年4月に迫っている中、環境・意識・情報のバリアを解消するソリューションはますます求められており、特にDXにより多様な人がより自由に生活できる社会の実現が期待されています。弊社ビジョンに賛同頂いた各社の皆様と、障害者やその家族の生活がより豊かになる新たなソリューションの開発を加速し、障害を価値に変える「バリアバリュー」が広がる未来を目指します。

引受先からのコメント

花王株式会社

ミライロ社の掲げる「障害を価値に変える『バリアバリュー』」という企業理念、また真に障害者の視点にたち、QOL向上に貢献されるご活動に深く共感いたしました。これは当社のパーパスである豊かな共生世界の実現に向けたコミットメント、「Leave No One Behind 誰ひとり取り残さない、着実な一歩」に込めた思いと強く一致いたします。志を共にする多くの参画企業の皆様とともに、障害のある方とそのご家族が抱える切実な悩みの解決に向けて、「ミライロID」のような一人ひとりとつながるサービスと当社の持つ様々な経営資源との連携を通じ、すべての生活者が自分らしく輝くインクルーシブな未来を目指したいと考えております。

株式会社カヤック

当社は、自らを「面白法人」と称し、世の中に面白がる人を増やすことを目指しています。また私たちは多様性こそ、面白さだと考えています。人や社会が画一的ではなく、多様性に満ちているからこそ「面白い」と感じるのではないでしょうか。今回、ミライロ社の目指す、障害のある・なしに関係なくすべての⼈々が⾃由に活躍できる社会の構築に向けた取り組みに共感し出資に至りました。本出資を通じて同社のさらなる発展に向けて⽀援させていただくと共に、より世の中を面白く、多様性のある魅力的な社会の実現に貢献してまいります。

株式会社三菱UFJ銀行

三菱UFJ銀行(以下、当行)は、ミライロ社の「バリアバリュー」の理念、共生社会の実現に向けた事業に共感し、今回の出資に至りました。本件出資を通じて、当行における障害者雇用の推進や就業環境の整備を一層進めることに加え、MUFGの有する金融サービスや顧客基盤とミライロ社の持つ様々なソリューション・知見の融合をはかり、当行のお客様、さらには社会全体への価値提供力向上を目指してまいります。当行を含むMUFGは「世界が進むチカラになる。」をパーパスとして掲げ、多様な人材が活躍できる共生社会の実現に向け、皆様と取り組んでまいります。 


■株式会社ミライロ 会社概要

社  名:株式会社ミライロ(英:Mirairo Inc.)
設  立:2010年6月2日(創業:2009年5月28日)
代  表:代表取締役社長 垣内俊哉
大阪本社:大阪府大阪市淀川区西中島3-8-15 EPO SHINOSAKA BUILDING8F
東京支社:東京都品川区東五反田5-26-5 ニッセイ五反田駅前ビル5F
福岡支店:福岡県福岡市博多区博多駅東2-5-19 サンライフ第3ビル6F
事業内容:1.法人や自治体に向けたユニバーサルデザインのソリューション提供
     2.障害者に向けたデジタルプラットフォーム「ミライロ ID」の運営
会社HP:https://www.mirairo.co.jp/

■沿革

2010年6月:垣内俊哉と民野剛郎により株式会社ミライロを設立
2011年3月:東日本大震災の被災地に車いすを届ける「ハートチェアプロジェクト」を実施
2013年8月:障害者や高齢者の対応方法を伝える「ユニバーサルマナー検定」をリリース
2014年12月:障害者を対象とした市場調査サービス「ミライロ・リサーチ」をリリース
2015年3月:経済産業省「平成26年度ダイバーシティ経営企業100選」を受賞
2016年4月:バリアフリー情報共有アプリ「Bmaps」をリリース
2017年9月:情報保障サービス「ミライロ・コネクト」をリリース
2018年2月:Japan Venture Awards 2018「経済産業大臣賞」を受賞
2019年7月:障害者手帳アプリ「ミライロID」をリリース
2020年7月:Diversity & Inclusionの情報発信・交流拠点「ミライロハウスTOKYO」をオープン
2020年11月:近畿経済産業局「J-Startup KANSAI」に選定
2021年2月:総額2億8千万円となる第三者割当増資を実施
2021年3月:障害者手帳アプリ「ミライロID」が全国の鉄道事業者123社で導入
2022年1月:代表・垣内が「財界・経営者賞」を最年少受賞
        代表・垣内が「経済界・金の卵発掘プロジェクト2021グランプリ」を受賞
2022年10月:ミライロIDが「グッドデザイン賞」を受賞
2023年4月:知財功労賞「特許庁長官表彰」を受賞

■「障害者」という表記について

本プレスリリースでは、「障害者」で統一しています。「障がい者」と表記すると、視覚障害のある方が利用するスクリーン・リーダー(コンピュータの画面読み上げソフトウェア)では「さわりがいしゃ」と読み上げられてしまう場合があるためです。「障害は人ではなく環境にある」という考えのもと、漢字の表記のみにとらわれず、社会における「障害」と向き合っていくことを目指します。

■本リリースに関するお問合せ

株式会社ミライロ 経営企画部 広報担当
【Mail】press@mirairo.co.jp 【TEL】050-1790-6842