知財功労賞「特許庁長官表彰」を受賞しました

この度、令和5年度の知財功労賞「特許庁長官表彰」を受賞いたしました。

経済産業省 特許庁は毎年、知的財産権制度の発展及び普及・啓発に貢献のあった個人に対して「知的財産権制度関係功労者表彰」、また、制度を有効に活用し円滑な運営・発展に貢献のあった企業等に対して「知的財産権制度活用優良企業等表彰」として、経済産業大臣表彰及び特許庁長官表彰を行っています。「知財功労賞」とはその両表彰を合わせた総称です。

本年度は、経済産業大臣表彰として個人1名と企業等7者、特許庁長官表彰として個人3名と企業等14者が受賞し、4月18日に表彰式が行われました。


【写真】知財功労賞表彰式の様子(大勢の人の前で表彰状を受け取る代表の垣内)

受賞のポイント

今回、以下の知財活動が評価されました。

  • 社長も同席の上、取締役副社長、ITソリューション部、経営企画部のメンバーも参加して隔週で定
    例会議を開催している。定例会議では、知財活用も含めた事業戦略や開発の進捗状況などを議論し
    ている。
  • 「ミライロID」のシステムに関する特許は他社が同様のアプリ開発の際の障壁となっており、知
    財戦略において極めて有効に機能している。また、特許に加えて商標も取得しており、ブランド向
    上にも積極的に努めている。
  • マイナポータルと連携したことで、政府も「ミライロID」による障害者割引適用時の本人確認を
    推奨している。このようなことも影響し、事業者側の採用は着実に広がってきている。

代表・垣内のコメント

UM 垣内丸この度は、知財功労賞「特許庁長官表彰」を賜り、大変光栄に存じます。
社会には3つのバリアがあります。環境、意識、情報のバリアです。それらを解消すべく、当社では、障害のある社員らの視点を活かし、製品開発の支援や、デジタル障害者手帳「ミライロID」の開発および運営を行っています。今後も知財を活用しつつ、新たな価値を創造し、障害者やその家族が住み良い、誰一人取り残さない社会の実現を目指してまいります。