2021年02月19日

【就職・転職を考えている皆さんへ】就職とは何か?原点に立ち返って考える

シャルマ ボニー仁

2月中旬となり、就職に向けて多くの方が動き始める時期になりました。企業を調べ始めている方、面接対策に走る方、そして障害者雇用をしている会社を探している方など様々だと思います。

しかし、自分にはどんな企業が向いているのか、自分の強みが見つからないなどの悩みを抱えている人もいるのではないでしょうか?

本記事では、自分で自分を理解し、理想のキャリアを見つけ出す・実現するための5つのステップについてお伝えします。

ではまず、「就職」について一緒に考えてみましょう。障害の有無にかかわらず、次のステップへ進む前に一度立ち止まり、原点に立ち返って考えてみることで新たに考える切り口が見えることがあります。

「就職」とは?

「就職」とはその言葉の通り「職業に就く」という意味です。ここでの「就く」とは「任を負う」ということです。では「職業」とは何でしょうか?Web辞典で調べると下記が表示されます。

『生計を維持するために、人が日常従事する仕事。生業。職。』

ここで、「人が日常従事する仕事」の中身とは何かを深く理解しようとすると、見えてくる景色が変わります。具体的に言語化すると、

『担当する務めを通して、役割を与えられ、ミッションを果たしていくこと』

だと私は考えています。

「役割を与えられ、ミッションを果たしていく」際には、役割を与えた側の期待に応えることも必要になります。

またその期待の中には「さらに大きな仕事を完遂するため、成長していってくれるだろう」という想いも含まれています。この「成長」という言葉が、進路を考えるヒントになります。

ではあらためて「就職」とは何かを考えていきましょう。

「就職」とは?

「経済的自立」「自己実現・自己成長」「社会貢献」の3つを具現化したものと考えています。画像 就職に、上記の3つが繋がっている図

まず、生きるにはお金が必要です。つまり、稼ぐ力を身に着け「経済的に自立すること」が必須です。
なので、その第一歩として就職する人が多いのですね。

次に「自己実現・自己成長」です。マズローの5段階欲求説によると、人の最大の欲求は「自己実現の欲求」にあるといわれています。理想的な自分と一致したいという欲求です。

就職することで人はさまざまな壁と向き合う機会が増えます。壁を感じるということは、理想の状態と現状にギャップがあるということです。
そして日々生まれる壁を乗り越えるために自身を磨き、より多くの人に評価してもらうため自分を高め続け、理想の状態へと近づけていきます。

もちろん、就職以外でもこの欲求は満たせますが、日々の大半を占める労働環境の中で、自己実現の欲求を満たす人は多くいます。

最後に「社会貢献」はその言葉の通り、属している企業の活動を通じて社会に貢献するという意味です。

資本主義社会である以上、「顧客の期待に応える」ことが社会貢献を意味します。なぜなら顧客が求めるもの、期待するものを生み出すからこそ、その企業にお金が流れ、従業員が食べていけるようになるからです。

しかし「誰に対してどのように社会に貢献するか」は企業によって異なりますし、どの活動が「社会に貢献しているか」と感じる方向性や価値観も人それぞれ違います。
そのため、自分が誰にどのように貢献したいかによって、選ぶ企業も変わってきます。

では、戻ります。就職とは何か?

それは「理想の自分」を自分なりに思い描いた上で、「経済的自立」「自己実現・自己成長」「社会貢献」の3つを実現するための選択肢の1つだと考えます。

そして「理想の自分」が何かを具体的に自覚することは何よりも重要です。

簡単に言うと、「自分が何をしたいのか、どんな人になりたいのか、自分で自分を理解すること」です。

自分で自分を理解できないまま就職してしまうと、結果的に「仕事は楽しくない」「自分が何をしたいかわからない」などと思ってしまい、自信を無くして行動力を失っていきます。

では、これからの進路を考えるにあたってどのように「自分で自分を理解」するのか?
なりたい自分になるための就職先を見つけるにはどうしたらいいのか?

自分に合った就職先に出会うための5つのステップ

①自分の人生を振り返り、自身の価値観の方向性や、ありたい姿を明確にする ②自分の長所と短所を明確にする ③企業や職種を理解する ④企業とコンタクトを取り、自身を発信していく ⑤企業で体験できる機会や企業風土が自分に合っているかを確認し、最終的に意思決定をする

人生を振り返り価値観の方向性やありたい姿を自覚し、長所と短所を明確にしてから、企業・職種の理解、そして企業に対してアプローチ、確認、そして意思決定。

この5つのステップに沿って順に行動していくことで、障害の有無にかかわらず未来の景色がどんどん広がっていきます。

そして、この5つのステップは決して自分ひとりだけで抱え込んで行う必要はありません。

ミライロでは現在、就職・転職活動中の障害のある方々へ向けてセミナーを行っています。自身のバリアと向き合ってきた先輩たちが、どのようにして理想のキャリアへ近づけたのかお伝えしていますので、就職・転職を検討している方はぜひご参加ください!

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