ミライロIDから鉄道の介助申請ができる実証実験を西武鉄道で実施~国土交通省「地域交通DX推進プロジェクト COMmmmONS」の取り組みとして、アプリと鉄道事業者の業務支援システムの円滑なデータ連携を検証~

(ロゴ)左からミライロ、コモンズ、西武鉄道のロゴ画像

株式会社ミライロ(本社:大阪市淀川区、代表取締役社長:垣内 俊哉、以下「ミライロ」)と西武鉄道株式会社(本社:埼玉県所沢市、代表取締役社長:小川 周一郎、以下「西武鉄道」)は、国土交通省が主導する「地域交通DX推進プロジェクト COMmmmONS(コモンズ)」の取り組みの一環として、デジタル障害者手帳「ミライロID」から鉄道利用時の介助申請ができる「介助事前受付サービス」の実証実験を、西武鉄道が管理する各駅にて実施します。
本実証実験では、利用者起点の介助申請情報が、鉄道事業者の駅係員が利用する業務支援システムへ円滑にデータ連携される仕組みを構築し、利用者の利便性向上と案内業務の効率化に向けた検証を行います。

背景

国土交通省では、地域交通の連携・協働をデジタル技術活用の観点から推進するため、「地域交通DX推進プロジェクト COMmmmONS(コモンズ)」に取り組んでいます。
現在、鉄道を利用する際、介助が必要なお客さまは鉄道事業者へ個別に介助を申し込む必要があり、手続きの負担が生じています。また、鉄道事業者においても、利用者から受けた介助情報を適切に把握し、駅係員間で迅速に共有する仕組みづくりが求められています。
こうした課題を解決するため、本プロジェクトの一環として、日常的に多くの障害のある方に利用されている「ミライロID」を申請窓口(入口)として活用し、鉄道事業者のシステムとシームレスに情報連携させることで、双方の負担軽減とスムーズな移動を実現するための実証を行うこととなりました。
ミライロと西武鉄道は、障害のある方やご高齢の方の困りごとや適切なサポートを、駅業務に即した形で実践できるプログラムである「ユニバーサルマナー検定(鉄道)」を2023年に共同開発しました。西武鉄道では日々駅や車内でお客さまと接している職員の約8割が認定証を取得するなど、全てのお客さまに安心していただける取り組みを共同して推進しています。このことから、西武鉄道で実証を行うこととなりました。     

※参考リリース:鉄道事業者向けの「ユニバーサルマナー検定」を西武鉄道と共同開発

本実証実験の位置づけ

ミライロは2026年4月27日、COMmmmONSにおいて「地域交通DXの推進に向けた交通サービスへの介助依頼インターフェースの標準化調査業務」に参画することを公表しました。同事業では、ミライロIDを通じて出発地から目的地までの介助依頼を行うことのできるシステムの開発、既存システムと接続可能な「標準API」の実装、そして実際の駅における実証実験を通じて、鉄道会社ごとに異なる介助申請の手続きを標準化し、誰もがストレスなく移動できる社会インフラの構築を目指しています。

※参考リリース:「国土交通省『地域交通DXプロジェクト COMmmmONS』における鉄道介助申請の標準化調査業務に参画」(2026年4月27日)

本実証実験は、この標準化調査業務の一環として、西武鉄道の協力のもと実施するものです。ミライロIDと鉄道事業者の業務支援システムとの円滑なデータ連携を検証することで、標準API実装に向けた知見を蓄積し、将来的な他事業者への展開にもつなげてまいります。

実証実験の概要

(画像)ミライロIDから鉄道の介助事前受付ができる実証実験を西武鉄道で実施_バナー

本実証実験では、介助が必要なお客さまが「ミライロID」から「介助事前受付サービス」を利用して、鉄道利用時の介助を事前に申請します。申請されたデータは、西武鉄道の駅係員が利用する「移動制約者ご案内業務支援システム」(株式会社日立製作所)へと連携されます。これにより、お客さまは普段使い慣れたアプリからワンストップで申請でき、駅係員は介助に必要な情報をシステム上で事前に一元把握できるため、より確実で円滑なご案内・介助につなげることが可能となります。

実証期間

介助事前受付:2026年12月7日(月)~12月27日(日)
介助対応:2026年12月8日(火)~12月28日(月)

対象エリア

西武鉄道 各駅(小竹向原駅を除く)     
※相互直通運転先での乗り降りでは本サービスをご利用いただけません。

対象

車いすをご利用のお客さまなど、介助が必要なお客さま

今後について

ミライロと西武鉄道は、本実証実験を通じて、利用者側の利便性と、鉄道事業者の現場における運用面(情報の確認・活用方法など)の双方から課題を検証します。
実証によって得られた知見はCOMmmmONSの取り組みに還元し、将来的には鉄道事業者の垣根を越えた介助情報の連携や、地域交通のサービス・データの相互運用性の向上を目指してまいります。

地域交通DX推進プロジェクト「COMmmmONS(コモンズ)」について

国土交通省が2025年度から推進する地域交通DX推進プロジェクト「COMmmmONS(コモンズ)」はシステムやデータ、業務プロセス等の標準化を進めることで、地域交通の付加価値と生産性の抜本的な向上を強力に推進することを目的としたプロジェクトです。
「COMmmmONS(コモンズ)」公式サイト 

「ミライロID」について

「ミライロID」は、障害者手帳をスマートフォンに登録できるデジタル障害者手帳です。
障害者手帳の情報をスマートフォンで提示できるほか、障害者割引の本人確認、各種チケットやクーポンの利用、情報配信など、障害のある方の生活を便利にするさまざまな機能を提供しています。
2026年9月末時点で、70万人を超える方にご利用いただいています。

会社概要

株式会社ミライロ

「バリアバリュー」を企業理念とし、障害のある当事者の視点から、社会におけるバリア(障害)をバリュー(価値)に転換するインフラやソリューションを提供しています。デジタル障害者手帳「ミライロID」によるインフラづくり、企業などへの研修、リサーチ&コンサルティング支援を軸として障害者とその家族が今日を楽しみ、明日を期待できる社会を実現するための事業展開を行っています。
所在地:大阪府大阪市淀川区西中島三丁目8番15号
代表者:代表取締役社長 垣内 俊哉
事業内容:①障害者に向けたデジタルプラットフォーム「ミライロID」の運営
     ②法人や自治体に向けたユニバーサルデザインのソリューション提供
株式会社ミライロ公式サイト

西武鉄道株式会社

東京都北西部と埼玉県南西部において12路線、営業キロ176.6 ㎞、92駅の鉄道路線で、旅客輸送をおこなっております。通勤・通学や観光など、お客さまの生活に欠かせない公共交通機関として事業を展開しております。     
所在地:埼玉県所沢市くすのき台一丁目11番地の1     
代表者:代表取締役社長 小川 周一郎     
西武鉄道株式会社公式サイト

お問い合わせ先

ミライロIDについて

ユーザー向けお問い合わせフォーム:https://help.mirairo-id.jp/hc/ja/requests/new
法人向けお問い合わせフォーム:https://mirairo-id.jp/business/contact

西武鉄道の「介助事前受付サービス」について

西武鉄道お客さまセンター TEL.0570-005-712 
音声ガイダンスのご案内により、メニューをお選びください。 
[営業時間 9:00~17:00 (12/30~1/3 を除く)]

報道関係の方

・株式会社ミライロ コーポレート部 広報担当 
 Email:press@mirairo.co.jp
・西武鉄道株式会社 広報部 渡邉・曽根・小柳 
 04-2926-2045 
 Email:srw-kouhou@seibugroup.jp