ミライロ・リサーチは「多様化が進む日本において、障害のある当事者視点と多角的な調査を活用し、革新的なソリューションに繋げる」サービスです。
障害のある当事者の“ちがい”や、生活を取り巻く貴重なデータを収集・分析すれば、ビジネスチャンスや顧客満足度のアップに繋がります。
今回は、ミライロ・リサーチの「特徴」と「主な調査メニュー」をご紹介します。
ミライロ・リサーチの3つの特徴(選ばれる理由)
(1)障害のある当事者、約5,000人とのネットワーク
本サービスは約5,000人のモニターが在籍し、障害の種別や状態など多様な条件に対応した結果を提供します。
更に、「視覚障害者で週に1度以上買い物をする通販利用者」のような詳細条件の方にも、個別アプローチが可能です。
(2)「客観的」結果を導く、専任スタッフの設計・分析
専任スタッフが、相談・設計~報告まで対応します。障害者が円滑に回答できる設問設計や内容分析を通して、当事者性と客観性を両立し、改善に向けた取り組みに繋がりやすい分析を行います。
(3)様々な手法で、活きたデータを抽出
調査目的に合わせて「Web調査」「インタビュー調査」「Webアクセシビリティ調査」といった定量・定性調査を通じ、目的に応じた情報を提供します。

主な調査メニュー
『まずは課題把握から行いたい』『仮説があるので検証したい』など、ご要望に合わせて専任スタッフが最適なプランをご提供します。
(1)Web調査
全国の障害者モニターから、Web 上で回答を収集する定量調査です。
〇特徴
・短期間で多くの回答を得ることができる
・定性調査と組み合わせることで仮説の検証を行うことができる
〇オススメ
・店舗の利用頻度・同行者・リピート率やその理由など、市場調査や普遍的な情報が必要な場合
(2)覆面調査
障害者モニターがお客様に扮してサービスを受け、リアルな課題を引き出す調査です。
〇特徴
・お客様として実際のスタッフから接客を受けることで、具体的な改善点を把握することができる
〇オススメ
・ソフト面の強みや改善点を確認したい場合
・ユニバーサルマナー検定などの効果を検証したい場合
(3)行動観察調査
障害者モニターと調査員が2人1 組で行動し、行動や気持ちを明確化する調査です。(下記イラスト参照)
〇特徴
・障害者の「当事者目線」+ 調査員の「客観的目線」を通して、多角的なアプトプットを行うことができる
〇オススメ
・買い物や芸術鑑賞などの一連の行動から、移動・案内サインや接客に関する課題を把握したい場合

(4)インタビュー調査
会話から、商品・サービスの改善点、新製品のアイデアやニーズを引き出す調査です。
〇特徴
・必要に応じて調査の様子を確認できるため、報告書だけでは伝わりにくい現場の表情や温度感を得ることができる
〇オススメ
・開発中の製品を試用して感想を聞きたい場合
・あるテーマに対して多くのアイデアを集めたい場合
(5)Webアクセシビリティ調査
Web サイトが利用しやすいか、専門家・障害者モニターと検証する調査です。
〇特徴
・障害者モニターによる「利用者」視点と、JIS 規格を熟知した「専門家」視点の双方向から課題を把握できる
〇オススメ
・全ての人に不自由なく自社のWeb サイトを見てもらいたい場合
まとめ
以上、障害のある当事者視点を活用したミライロ・リサーチの「特徴」「主な調査メニュー」をご紹介しました。
ご紹介した調査メニューを組み合わせることで、「ユニバーサルデザイン版カスタマージャーニー」の作成を通した顧客理解や、「お客様満足度向上」「障害者雇用」「商品開発・改善」などに向けた取り組みを実施することが可能です。
障害のある当事者の視点を取り入れることは、障害者だけでなく、高齢者や妊婦の方、子どもなどすべての方々にとっての利便性や価値向上につながります。
多様化が生み出す、新しいマーケットをミライロ・リサーチで捉えてみませんか。ぜひ、お気軽にお問合せください。
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障害のある当事者を対象に、「新型コロナウイルスによる影響」を調査しました
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