代表・垣内に聞いた!ミライロ誕生秘話

ミライロ

昨今、SDGsへの関心の高まりやオリンピック・パラリンピックの開催を踏まえ、ユニバーサルデザインやダイバーシティなどの言葉を聞く機会が増えてきているかと思います。
ミライロはこの領域に取り組むべく10年前に誕生しました。

今回は、そんなミライロの誕生秘話について新入社員の私が代表の垣内にインタビューしました。

Q:起業にあたって未だ語られていないことはありますか?

そうですね。
これは、私が高校生のときに遡ります。

当時、お付き合いしていた恋人が、誕生日にオーダーメイドでおそろいのジーンズをプレゼントしてくれました。
オーダーメイドのため、それなりの値段がしたと思います。
パートナーとして、そのプレゼントのお返しはかなり気合が入りました。
ですが、新聞配達やファミレスのバイトなど、車いすの私にお金を稼ぐ術はありませんでした。

自身にできることは何かを考え、そのとき思いついたのは「ピアス」でした。

少し意外に思えるかもしれませんが、当時、私の両耳にはピアスの穴がいくつも空いていてました。
それで、ピアスに詳しかったこととあわせ、小物で配送がかさばらない点に着目し、ピアスを買い付けネットで販売し始めました。
しばらく経って、十二分にお金を貯めることができ、彼女へ感謝の気持ちを伝えることができました。

大学生になった私は、いきなり自らビジネスに取り組むのではなく、ピアスの経験から学んだ「知識や経験の必要性」を感じ、ビジネスの基本を身につけるため、WEB制作会社でアルバイトを始めました。

アルバイトを初めて数か月、営業マンとして駆け回っている中の出来事でした。
ある会社のオーナーがコレクションの骨董品を処分したいから、なんとかしてくれてと言われました。

当然、19歳の私には骨董品の知識はもちろん、触れた経験もありません。

しかし、私はこの機会を、知識のないものをいかにして売るかを学ぶチャンスだと捉え、約150品ほどの皿や陶磁器を徹底的に調べ上げました。
それから、様々な販売ルートも模索し、3ヶ月くらいで150品ある骨董品を全て売り切りました。

このインタビューを受けるにあたって当時の記録が出てきたのですが膨大な量でした。
あの時の自分を褒めたいですね(笑)

当時の売った骨とう品の写真

こうした経験を積み重ねるうちに、自身に関係があるバリアフリーの事業を進めていきたいと思うようになりました。
その後、紆余曲折ありながらも、副社長の民野と共にミライロを立ち上げました。

Q:「ミライロ」と名付けた理由は何ですか?

実は社名は創業当初、ミライロではなく、付加価値情報網という意味を持つ「VAN(Value Added Network)」という名前でした。
「VAN」は、私の病気の名称「Van der Hoeve 症候群」にも由来しています。

徐々にメンバーが増えていく中、これでは社名にふさわしくないと感じ、「自らの色を描ける未来、自らの路を歩める未来をデザインする」という想いを込めた「ミライロ」に社名を変更しました。
最初は聞き馴染むことがなかった「ミライロ」という名前も、今では「これしかない!」と深い愛着を持っています。

Q:社長の役割を担うことになった経緯は何ですか?

あれはたしか2009年、滋賀県・南草津のお好み焼き屋でした。
そこで、私と民野はミライロにおけるお互いの役割を話していました。

話し合いの結果、私が代表となりましたが、その理由はミライロの事業分野がバリアフリーやユニバーサルデザインであったという単純なものです。
このときミライロが取り組む事業が別のものであれば、民野が代表であった可能性は十分にあったと思います。

どちらが代表であるかは大きな問題とは考えていなかったので、軽い気持ちで決めました。
昔も今も、互いに高め合って役割を補い合う、そんな関係です。

Q:創業当初印象に残っている出来事はありますか?

「みんなの夢AWARD」という、ビジネスプランを企業の前でプレゼンする大会で優勝したことです。

このときの優勝賞金は2,000万円という大金でしたが、この2,000万円を私たちは断りました。
当時ミライロは設立3年目で、一回の受注で5万円、10万円でもありがたかった時代でした。

そんな中、1回のスピーチで2,000万円を手に入れるのは、今大切にしているものが壊れる可能性があると感じました。
こうした想いがあった私たちは、賞金を断り、代わりに大会のスポンサー企業の方々に向けて「2,000万円分の仕事をください」とお願いしました。

このときの決断により、多くの企業にミライロを知って貰えたことはもちろん、今では2,000万円以上の深い繋がりを得られたと実感しています。

みんなの夢アワードで垣内がスピーチしている写真

 

インタビュー後の感想

今年でミライロは10周年を迎えました。
お客様をはじめ、これまで関わっていただいた全ての皆様のご支援により迎えることができた10周年です。
今回のインタビューで聞いた、社名に込めた想いを現実にするためにも、私もより一層頑張りたいと思います。


10年分の感謝を込めた、代表・垣内のメッセージです。

 


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