ユニバーサルマナー ナレッジ
2020年11月02日

LGBTの意味とは?

ミライロ

みなさんは 「LGBT」 という言葉を聞いたことはありますか?

最近では、バラエティ番組やドラマ、有名人の影響で、「なんとなくのイメージ」をお持ちの方も多いと思います。今回はLGBTについて、解説します。

画像 LGBT文字

LGBTとは

LGBTとは様々な性的マイノリティのうち、代表的な「レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー」の4つの頭文字をとった総称です。現在、性的マイノリティの中でも狭い範囲を示しているこの言葉の使用をやめ、「SOGI」や「LGBTQ+(プラス)」という言葉を使おうとする動きもあります。

それでは具体的にどのような方々がいるのかご紹介いたします。

L(レズビアン)

レズビアンとは、「女性同性愛者」とも呼ばれ、自分を女性として自認し、女性のことを好きになる性のあり方のことを表します。

G(ゲイ)

ゲイとは、「男性同性愛」とも呼ばれ、自分を男性と自認し、男性のことを好きになる性のあり方のことを表します。

B(バイセクシャル)

バイセクシャルとは、「両性愛者」とも呼ばれ、男女両方とも好きになる性のあり方のことを表します。

T(トランスジェンダー)

トランスジェンダーとは、こころとからだの性が一致していない人のことを指します。

Q(クエスチョニング・クィア)

「Queer」(クィア)、「Questioning」(クエスチョニング)とも呼ばれ、自分自身の性自認や性志向が定まっていない、またはあえて定めていない人のことを指します。

上記以外に「SOGI」という言葉があります。

LGBTは、「人」に対してカテゴリする用語であるのに対して、SOGIは、どんな性指向なのか、自分はどのような性自認をしているのか、などの「状態」を示しているといわれています。

こうした多様性があることから「性はグラデーション」とも言われ、虹色をアイコンとして用いられることが多くあります。

LGBTについて調べると虹色のロゴマークやアイテムをたくさん見つけることができるのではないでしょうか?

LGBTの割合

それでは、国内でLGBTの方々はどれぐらいの割合でいるのでしょうか。
実はLGBTの割合は、11人に1人といわれ、「佐藤さん」「鈴木さん」という苗字を持った方々や「左利き」の方と同じ割合だと言われています。

画像 レインボーの紐を手首につけた二人が手をつなぐ様子

LGBTの方々が抱える問題

性に対する多様性が増していく中、LGBTの方々にはあらゆる場面で問題を抱えています。実際、どのような問題を抱えているのでしょうか。

職場で起こる問題

LGBTの方々が抱える問題として職場における課題が挙げられます。

LGBTの15.2%、トランスジェンダーの21.8%が「プライベートの話をしづらい」の他、12%の人が「異性愛者としてふるまわなければならないこと」、トランスジェンダーの22.8%が「自認する性別と異なる性別でふるまわなければならないこと」などで困りごとを感じていると回答しています。

また、職場で「同性愛やトランスジェンダーをネタにした冗談、からかい」などいわゆるSOGIハラを見聞きしたことがあると答えた人は、LGBの19.2%、Tの24.8%にのぼり、特にゲイの11.9%、トランスジェンダーの8.9%が実際に自分が経験したことがあると答えています。

◆参照 厚生労働省「多様な人材が活躍できる 職場環境に関する企業の事例集 ~性的マイノリティに関する取組事例~」

上記のようなSOGIハラや、LGBTに関する正しい理解がないために起こる意識面での問題が挙げられます。

書類手続きで起こる問題

行政手続きにおいても課題が挙げられます。

参議院常任委員会調査室の調査によると身分証明書において戸籍上の性別の記載があったり、公的書類に戸籍上の性別の記入を求められる場面は様々あり、本人の意思とは無関係にトランスジェンダーであることが発覚してしまうおそれがあります。

上記のことから、意識面だけでなくハードや制度の部分においても問題があると言えます。

◆参照 参議院常任委員会調査室・特別調査室「LGBTの現状と課題」

無意識に傷つけないためには

いかがでしたか。いかがだったでしょうか。

もちろん、“かわいらしいもの”が好きな男性もいますし、“かっこいいもの”が好きな女性もいます。そういった異性愛者にとっては、一括りに「LGBT」や「同性愛者」であると自身が見られたり、疑われたりすることを不快に思う方もいらっしゃいます。

間違った知識や理解によりLGBT当事者が傷ついてしまうことがあるのは想像しやすいですが、このように、当事者でなくても世間のイメージや思い込みから傷ついてしまったり、無意識のうちに誰かを傷つけている場合もあります。

様々な多様性を理解するための第一歩として、正しい知識の入手や正しい理解が必要になってくると私たちは考えています。

まとめ

LGBTの方々をはじめとして、多様性を理解し適切に向き合いことが、今後必要になってきます。

LGBTの方々に対する適切な対応マナーについて学んでみたい方にはLGBT対応マナー研修がおすすめです。基礎的な用語やこれまでの歴史、職場における対応方法や具体的な取り組み事例などを総合的に学ぶことが出来る研修をご用意しております。

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また、多様な方々への向き合い方を学ぶユニバーサルマナー検定があります。
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正しい理解のもと、みなさんの世界を拡げてみてはいかがでしょうか。

 

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