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2020年04月20日

サモアで障害者団体のリーダーとして活躍するアリさんの研修を実施しました!

合澤 栄美

サモア出身のアリさんは、ダスキン・アジア太平洋障害者リーダー育成事業の研修生として日本に滞在中です。
ミライロの事業に関心を寄せてくださり、研修先の一つに選んでくれました。
東京オフィスを訪問予定でしたが、オンラインでミライロについて紹介し、意見交換をしました。

写真 オンライン上で話す、アリさんと合澤の様子

自国では、障害者団体のリーダーとして活躍されているアリさん。
研修の最後に、ミライロ社員へのメッセージを日本語で寄せてくださいました!

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「こんにちは。私の名前はアリと申します。南太平洋のサモアから来ました。
ミライロの考え方はとてもよかったと思います。

コンサルティングの考え方はとっても大事だと思います。なぜですか?
その考え方は、例えば、障害のある人は知識がありますね。アクセシブルの知識があります。
意見、体験がありますから、経験がありますから、その知識を持って、会社やいろいろな場所の必要なものを紹介しますね。
これは多分、ミライロの一番大事な仕事だと思います。だから、今日の勉強はとてもとてもよかったです。

そして、私の国は2016年に障害者権利条約を批准しました。
今のミライロのしている仕事は、本当はこれは、私たちの人間の権利の仕事ですね。
どうやってビルはアクセシブルにするのか、テーマパークはどうやってアクセシブルにするのか、これは権利です。
障害のある人へのマナーの研修は私たちの権利です。

だから本当にミライロのみなさん、素晴らしい研修をもらいました。

新型コロナウイルスに気をつけてください、みなさん。ありがとうございました。」

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心のこもったメッセージに、ミライロ社員一同励まされました。
また、バリアを経験した障害者だからこそ持っている視点を活かして社会をインクルーシブにしていくことは、 世界共通の課題であるとあらためて気づかされました。
アリさん、ありがとうございます!