企業の方向け 聴覚障害者・聴者へのサポート
2021年11月16日

公益財団法人 日本財団が主催する講義に、遠隔による文字通訳を行いました

ミライロ・コネクト

はじめに

本記事では、実際に実施した際の講義内容をご紹介しながら、視聴者に選択肢を提供できる「遠隔文字通訳サービス」についてお伝えします。
講義やイベントでの情報保障を検討されている方、お困りの方はぜひ最後までご覧くださいませ。

講義の概要と紹介

ミライロ・コネクトは2021年9~10月にかけて、公益社団法人 日本財団が主催したオンラインによる講義において、遠隔文字通訳を行いました。

【写真】第5回の講義

※写真は第5回 10月16日の講義の様子です。


本講義は、日本で暮らす外国ルーツの人々の現状と課題について様々な視点から理解を深め、共に考える講義です。前編5回・後編5回に分かれており、今回は前編の文字通訳依頼を受けました。

【前編】日本に住む外国ルーツの人々の全体像を眺める

 ・第1回   9月18日(土)14:00~16:00  
 ・第2回   9月26日(日)14:00~16:00 
 ・第3回   9月29日(水)18:00~20:00
 ・第4回 10月10日(日)14:00~16:00
 ・第5回 10月16日(土)14:00~16:00

筆者は第3回の講義に参加し、
・外国人労働者が年々増加すること
・雇用問題は企業(会社)側と労働者間だけではなく、労働者自身を含めた家族や人生にも大きく影響すること
だと痛感しました。

中でも各指導員の話には大変関心を持ちました。仕事に必要な日本語や生活態度を指導する訓練指導員、ごみの出し方や掃除の仕方など生活全般をお世話する生活管理担当者の存在を知りました。

外国人労働者だからといって雇用先や機関(団体)に任せきりにするのではなく、その地域の住人として私たちも共に歩む方法を一緒に考えていくことが大切だと実感しました。

遠隔文字通訳サービスの実施

本講義の開催に際して、文字通訳者は各講義の講師とは別の場所からオンライン会議システムに参加し、リアルタイムで音声をそのまま文字に変換して通訳を行いました。文字通訳は別のブラウザを立ち上げ、並べて閲覧できる形式で参加者に提供しました。

【写真】第3回の講義 

【写真】第3回の講義

※写真は第3回 9月29日の講義の様子です。
字幕の位置や文字サイズ等、参加者自身で見やすいように調整することができます。


今回の講義を聴講するにあたり、Zoomを立ち上げるだけでなく文字通訳画面も並行して見ていました。細かい数値や専門用語(法律名等)のように、即座に理解が難しい部分について、文字通訳画面を見て確認ができるため、安心して参加することができました。

また、講師の発する言葉がそのまま入力され、言い直しや会話調になることまでもリアルタイムに入力されているため、臨場感を感じながら講義に参加できました。

今後について

今回のように文字の情報保障がつくことで、聴覚に障害のある方だけでなく、聞こえる方にもより理解しやすい環境となったのではないでしょうか。

参加者自身が文字を表示させる・させないを選択できる体制を整えることがユニバーサルデザインの一歩になります。

今後もより良い社会を目指し、あらゆる情報保障のあり方を皆さんと考え、提供していきたいと考えています。

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