家を建てるきっかけはなんでしょうか?
- ライフスタイルが変化した
- ライフスタイルがある程度決まってきた
- 自分の城がほしい
- 部屋を増やしたい
- 上下隣を気にしない家がほしい
など、いろいろあります。
では、家づくりを始める年齢は何歳ぐらいでしょうか?
「2022年度フラット35※1利用者調査」によると、土地付き一戸建て借入時の平均年齢は39.6歳※2です。支払い期間が最大35年なので、支払い完了時には70歳を超えることになります。
※1:全国の金融機関が住宅金融支援機構と提携して扱う「全期間固定金利型住宅ローン」
※2:住宅金融支援機構「住宅ローン利用者の実態調査」19ページ「2022年度・全国・社会的属性」
39歳。今までの経験から、「こんな家がほしいな」
という理想を持っている人が多いのではないでしょうか。
- シアタールームがほしい
- 壁一面に本棚を設置したい
- アイランドキッチンにしたい
- 収納をたくさん設けたい
- BBQができる庭にしたい
- 秘密基地のような書斎をつくりたい
- イングリッシュガーデンづくりに挑戦したい
- 広めのガレージがほしい
夢が膨らみますね。
そして35年後、長いローンを完済したあなたは74歳。定年を迎え第二の人生をスタートしている人が多いかもしれません。自分の時間が持てるようになったり、趣味を楽しむゆとりが増えたりしますが、30代の頃とは家に求められるスペックが変化します。
若い頃は狭いと感じていた家も、暮らしが変わったことで広く感じるかもしれません。体力が落ちて階段の上り降りが苦痛になってしまうかも。家も老朽化して、修繕や維持管理が難しい状況になります。
ガレージは物置に、イングリッシュガーデンは深い藪に……
安心してください。若い人も年を重ねた人も共に満足でき、数世代にわたり持続可能な住宅にするためのキーワード、そして唯一の方法があります。それが「ユニバーサルデザイン」です。今の、そして未来の自分へ幸せをプレゼントしましょう!
これから数回にわたりユニバーサルデザイン住宅についてお伝えします。来週は介護や介護保険がテーマです。お楽しみに!