ミライロのサービス
2020年07月15日

【情報のバリア解消に向けて】~ Bmapsのこれから ~

井原 充貴

弊社は、障害を価値へと変える「バリアバリュー」の企業理念のもと、「環境」「意識」「情報」のバリア解消に取り組んでいます。
その中でも、情報のバリア解消にフォーカスを当て、弊社が運営するプロダクトを数回に分けて紹介していきます。
今回は、2016年にリリースした、バリアフリー地図アプリ「Bmaps」の今後についてお伝えします。

イラスト ビーマップのロゴ

 

訪日外国人にもバリアフリー情報を提供

新型コロナウイルス感染症の世界的な拡大により、来年夏に延期となりましたが、東京オリンピック・パラリンピックの期間中は7.5万人の車いすユーザーが来日すると言われています。
今後、外国人観光客も、バリアフリー情報を必要とするニーズが高まります。

そのような中、Bmapsは、多言語対応に取り組み、日本語、英語、中国語、韓国語、スペイン語と、5ヶ国語の対応が昨年完了しました。Bmapsの存在を世界に発信し、多くの人にバリアフリー情報を提供したいと考えています。

写真 Bmapsについての日本政府の海外向けオンライン雑誌の記事


▲日本政府の海外向けオンライン雑誌にて、Bmapsをアピール

新しいボランティア教育、CSR活動として活用

Bmapsは、指先一つでできるボランティア活動です。
自分が行った場所のバリアフリー情報を投稿するだけで、誰かの外出を応援することに繋がります。

したがって、学校のボランティア教育や、企業のCSR活動として活用していただくことができると考えています。
実際、品川女子学院や、関西学院大学のゼミ活動でBmapsは使われています。
※関西学院大学のゼミ活動に関する詳細は、こちら

CSR活動としても、「外出」という日常生活に直結した課題の解決に向けて、多くの企業が協賛してくださっています。
おかげで、アプリの機能改善や、「Bmaps fes」という交流イベントを開催することができています。

写真 第2回Bmaps fesの参加者集合写真


▲「第2回Bmaps fes」の様子 ※赤星憲広さん(野球解説者)、東ちづるさん(女優)を招待

また、ローソンは、多目的トイレを設置している約5,000店舗の情報をBmapsに提供してくださっています。Bmapsに情報が集約されることで、スムーズにバリアフリー情報を確認できるようになります。
※ローソンの情報提供に関する詳細は、こちら

引き続き、学校や企業と連携しながら、情報のバリア解消に向けたムーブメントを起こしていきたいと思っています。
※Bmapsの協賛に関する詳細は、こちら

Bmapsが描く未来

今は外出自粛が続いていますが、今後、東京オリンピック・パラリンピック、大阪・関西万博を開催することに伴い、世界中からたくさんの観光客が日本を訪れます。
自ずと、日本の製品やサービスにも注目が集まると予想されます。

その機会に、日本のユニバーサルデザインがグローバルスタンダートとして多くの人に認められれば、日本がユニバーサルデザイン先進国として確立するのも夢ではありません。
そのような大きな目標達成に貢献できるよう、多くの人と一緒に、誰もが安心して自分の行きたい場所へ行けるインフラを整えていきたいと願っています。

Bmapsを通して、「SDGs」にも貢献できます。

イメージ画像 SDGsのロゴ
イメージ画像 SDGsゴール⑩人や国の不平等をなくそう
イメージ画像 SDGsゴール⑪住み続けられるまちづくりを

 

Bmapsは、こちらからダウンロードすることができます。
今はまだ外出しづらい状況が続いていますが、新型コロナウイルス収束後を楽しみに、バリアフリーなお店を探してみてください。

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