2021年2月17日・18日に電話リレーサービスの手話通訳オペレーター体験会を開催しました。
※電話リレーサービスについて知りたい方はこちら
初開催にも関わらず、知り合いの方からのご紹介やSNS等で知ってくださった方など、両日とも多くの方にご参加いただきました。
体験会の内容
■遠隔における手話通訳とは
■遠隔手話通訳と電話リレーサービスの違い
■手話通訳オペレーターの体験
・電話リレーサービスの流れを把握
・実際の場面を想定した電話応対や手話通訳の実践
■質疑応答と感想
参加者は初め緊張している様子でしたが、電話リレーサービスや遠隔手話通訳サービスへと説明が進むにつれ、関心が高まっている様子がうかがえました。また、体験では、電話リレーサービス特有の状況に戸惑いつつも、普段の通訳同様に様々な場面の対応をして頂きました。体験のあたりからようやく緊張が解けて笑みがこぼれ始め、和やかな雰囲気で体験会が進みました。
最後の質疑応答では、通訳オペレーターで必要な技術や通訳のサポート体制、研修制度などに関する質問が多く寄せられました。
体験者からの感想
- 今、誰と話をしているか体の向きや目線を使って通訳するので慣れと技術が必要だと感じた
- 体験会なので、聴者もゆっくり話してくれたが現場はもっと早いのかと思うと通訳技術の向上が必要だと思った
- かけ先は聾者の様子が見えないため、待ち時間が長いと何をしているか不安になると感じた
など、体験を通してリアルなお声をいただきました。
電話リレーサービスは「聴覚障害者等による電話の利用の円滑化に関する法律」の施行に伴い、ますます需要が高まると考えています。
ミライロ・コネクトは今後も、聴覚障害者の社会参加の推進と手話通訳者の安定した雇用を目指して、さまざまなイベントを発信していきます。