お知らせ
2023年12月04日

社内のDEIイベントにて「情報保障セミナー」を実施しました

ミライロ・コネクト

【ロゴマーク】マニュライフ生命保険株式会社

はじめに

本記事では、社内DEIイベントでの啓蒙・教育を目的として実施した「情報保障に関するセミナー」についてお伝えします。
聴覚障害者を雇用している企業や自治体の方、情報保障や手話講座を検討されている方など、ぜひ最後までご覧くださいませ。

社内のDEIイベントにて、聴覚障害理解を目的とした情報保障セミナーに登壇


【セミナーの様子】

マニュライフ生命保険株式会社様からのご依頼を受け、従業員を対象とした「情報保障に関するセミナー」に登壇しました。
同社とは2023年8月から提供を開始したマニュライフ生命手話・筆談サービス※を機に取り組みを進めています。

マニュライフ生命手話・筆談サービス


今回は「手話や聴覚障害の理解を深める」というご希望に沿って、CODA(コーダ:聴覚障害者の両親を持つ人のこと)の講師がセミナーを担当しました。

本セミナーは「今日からできる手話!日本のろう文化の多様性~当事者から見るインクルーシブな職場~」をテーマに、4名の登壇者から発表がありました。
現地と遠隔を含めて約80名の方々にご参加いただきました。


■当日の流れ
・マニュライフ生命手話・筆談サービスのご紹介
・日本のろう文化の多様性~聴覚障害者が求める情報保障について~(株式会社ミライロ)
・当事者から見るインクルーシブな職場とは?今日からできる手話
・インクルージョンは「知りたい」「伝えたい」という思いからはじまる

手話に関する簡単なクイズ、参加者が主体的に手話について考え表現するワークの時間がありました。さらに、クイズ正解者へ景品が用意されるなどの工夫があることで、終始積極的かつ和やかな雰囲気のセミナーとなりました。

【手話の構造を説明するワークの様子】

講師・福島のコメント

イベントを通して、聴覚障害や情報保障について知っていただく機会となりました。

聴覚障害当事者である従業員の方が「伝えること、伝わることが大事」と手話でお話をされたことが非常に印象的でした。手話を覚えて手話で会話をすることももちろん大切ですが「聴覚障害者とコミュニケーションをとろうとする」意思が何より大切なことだとあらためて感じます。

クイズ形式で楽しく手話を覚えてもらい、一人でも多くの方に手話を知ってもらうことができてうれしく思います。今後も多くの方に手話の魅力を伝え、手話や聴覚障害への理解を広げられるよう「聴覚障害と情報保障の重要性」を伝えてまいります。

お問い合わせ先

>ミライロコネクトチーム connect@mirairo.co.jp

手話や文字に関する情報保障にお困りの方、詳しくはこちら