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2026年05月01日

アクセシビリティ対応セルフ貸出機の操作案内手話動画制作に協力

ミライロ・コネクト

株式会社ミライロ(以下「ミライロ」)は、株式会社ソフエル(以下「ソフエル」)が取り扱う「図書館向けアクセシビリティ対応セルフ貸出機」の手話動画制作に協力しました。本取り組みはコミュニケーションサポート事業の一環として、出演者の派遣および操作案内動画の作成を行ったものです。

本取り組みは、機械の操作方法や利用時の注意点など、文字で表示されている内容を手話動画として提供するものです。手話を第一言語とする聴覚障害のある方にとって、書き言葉による説明よりも手話による説明のほうが理解しやすい場合があることから、情報アクセシビリティの向上を目的としています。


(ロゴ)株式会社ソフエルとミライロ

取り組み内容

本取り組みは、ソフエルより、図書館で使用されている無料貸出機械に搭載する手話動画の収録についてご相談をいただいたことをきっかけにスタートしました。当該機器はすでに韓国でも販売されており、韓国では日本よりも早く手話言語法が制定されていることから、公共サービスにおけるアクセシビリティが高まっています。こうした海外での先行事例も踏まえ、日本国内の公共施設でも、誰もが等しくサービスを利用できる環境を整備すべく、本取り組みが実現しました。

今回のご依頼は、セルフ貸出機の操作方法や利用時の注意点など、文字として表示されている内容を、手話動画に変換して提供するものです。Webアクセシビリティの国際的ガイドラインであるWCAG 2.1の達成方法集(G160)においても、利用に必要な情報や手順について手話版を用意することの重要性が示されており、本取り組みに繋がりました。

制作にあたっては、出演者・監修者ともに聴覚障害当事者が担当し、実際の利用者視点を反映した表現や構成となるよう配慮しました。文字情報を手話に翻訳して届けることは、機器の利用しやすさを高めるだけでなく、誰もが安心して情報にアクセスできる環境づくりにつながる重要な取り組みであると、改めて感じています。

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まとめコメント

近年、手話による情報提供の必要性や関心が社会的に高まり、手話動画の依頼も増えてきています。文字や音声だけでは十分に情報が伝わらない場合があることから、手話を通じた情報アクセスの重要性が改めて認識されています。

本取り組みは、出演および監修をともに当事者が担当し、実際の利用者視点を反映しながらサービス設計に関わることで、「誰もが等しくサービスを利用できる環境」を実現する一歩となるものです。ミライロ・コネクトでは今後も、当事者参画を大切にしながら、さまざまな場面において手話でのコミュニケーションが自然に行われる社会の実現を目指し、アクセシビリティ向上に向けた取り組みを続けてまいります。

お問い合わせ先

・コミュニケーションサポート事業(ミライロ・コネクト部 広報担当) 
 メール:connect@mirairo.co.jp

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